バズワード 2012
2/29
水曜日

オムレツに凝っていて、今回は動画で自己流オムレツ作成過程をアップしようとしたのだが、いつもならまあまあ見栄えのよいとろとろオムレツになるのだが、解説しながら撮影していたせいか、ぐずぐず崩れのオムレツとなった。リベンジはどこかで。

さて、昨日、今日と国際フォーラムで開催された"BigData EXPO 2012 Spring"のセミナーに行ってきた。BigData(ビッグデータ)というのは企業が抱えているデータ量は指数関数的に増加しますよ、従来のリレーショナル型(構造化)データだけではなく、FacebookやTwiitされるソーシャル系情報や位置情報、センサー情報などテキスト系(非構造化)の莫大なデータを有効に活用しないと企業としては死活問題となりますから、それらを統合しながら、経営指針や戦略、商品開発とフィードバックをリアルタイムに役立てていきましょうというものである。(かなり乱暴な言い方)

それらを概念的にビッグ・データと総称していて、それに向かわせるためのソリューションとして、ハードウェア、ソフトウェア、ハードとソフト合体させたアプライアンス製品もあったりする。各社ブースではしのぎを削って宣伝活動をしていた。
また、莫大なデータに溺れるのではなく、データ解析のためのマイニングの専門家の育成も各企業は急務となってきているのだろう。

さて、小難しいお話はさておき、ビッグ・データは実態があるものではない。ここ1~2年に急成長したキーワードである。
これを『バズワード』という(らしい)。

バズワード(buzzword)とは、一見、専門用語のようにみえるが、具体性がなく明確な合意や定義のない用語のことである。
「バズ(buzz)」という言葉は、もともと、蜂がブンブンとうなり続けている様子を表しており、そこから派生して、世間の群衆が噂話でざわめいている状況を表す言葉として使われている。つまり、バズ・ワードとは、世間、あるいは業界一般などの一定の一般的なグループの間で喧伝されてはいるが、その実態が明確ではない言葉を表している。
結果として、その分野に明るくない人にイメージだけを押し付けたり、「よくわからないが凄そう」なことを想起させることを目的とした宣伝文句として使ったりすることも可能であり、言葉だけが先歩きして広まることも多いため、事情を知らない多くの人は価値のある言葉としてとらえてしまうことがある。
要は「流行語」であるので、その影響も一時的であり、程度の差はあってもそれらの多くは1-2年で社会的に消費され尽くし、人々の意識から消えてなくなる。まれに定着するものもあるが、そうなったからといって定義や根拠や意義が明確化したとは限らないので注意が必要である。(Wikipediaより)

イノベーションやグロバリぜーションも同等の扱いのワードとして使われている。


フリーズしていたこの一年間。
徐々にビジネス的な勘を取り戻していきたいものである。





(2012/02/29 20:51)


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