The Beatles Hey Bulldog Bass Isolated 2012
2/13
月曜日

正月の三が日、ある事情により部屋に引きこもっていた時、暇任せにYouTubeを徘徊していると、このような動画(正確には音源)に行き着いた。

ザ・ビートルズは、『イエローサブマリン』のアルバムからヘイ・ブルドックのベースのみの音。
ジョンが同アルバムのために1曲必要となり書いたもの。

isolateとは、【動詞】 【他動詞】〈…を〉孤立させる、隔離する、分離する
といった意味があるが、どうしてこのような音源があるのか、技術的に音を分離させることができるのだろうか?
ベース音は、間違いなくポール・マッカートニーの演奏であり、レコードと同一のものである。

ザ・ビートルズ全曲バイブルでヘイブルドッグの楽曲を確認すると、ポールはRickenbacker 4001ではなく、ファズベースを弾いているとマーク・ルイソン(ビートルズの書籍多数あり)は語っている。
しかし、まずこの音はRickenbacker 4001の音だ(と思う)。

またマルチトラックレコーディングとはいえ、トラック2には、ベースとエレキギター(リフ)とあるので、どうやってベースの音だけを分離できるのか、誰か教えてほしい。

因みに、マルチトラックのテイク10はこのようにトラックが使われている。
 Track1:ピアノ、タンバリン、エレキギター(リード)、ドラムス
 Track2:ベース、エレキギター(リフ)
 Track3:ボーカル、コーラス(犬の鳴き真似、語り含む)、エレキギター(リード/間奏)
 Track4:スネア、コーラス、エレキギター(リード/間奏)


このヘイブルドッグは1968年2月の録音で、インドから帰った1968年5月からは8トラックレコーディングへと突入することになる。

しかし、この音は好きだな。
凄い。
唸る。。

The Beatles Hey Bulldog Bass Isolated



(2012/02/13 21:32)



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