大人ぶっていた僕? 2011
12/23
金曜日

おはよう。
NHK朝の連ドラ「カーネーション」、いや目が離せません。

さて、昨夜、『ずば抜けて小さかった僕』を書いていたら、
あまりにもたくさんのことが湯水のように湧き出して来る。

時代は昭和43(1968)年、小学一年生だった。

 -背の順位に整列すると一番前。
  「前に倣え」をしたことがない。

 -生年月日順に整列すると一番後ろ。
  予防接種の注射は最後まで緊張が溶けることがない。


ここで下の、小学一年生の入学式の全体写真をご覧頂こう。
 (同級生の了解は得ていないが、まあいいだろう)

男子18名、女子14名、あわせて32名の黄金比率。



ここで気づいたポイント。
前列に着席している人に注目。

カメラの人が
 「手は膝の上で組んでくださいね、いいですか、わかりましたか・・・」
と言ったのだろう。
みんな妙によそよそしいく”借りてきた猫”モード全開だ。
前列、右から2番目のK君は手を後ろに隠しているが例外だろう。

何故か僕だけ、グウ握りで膝の上に両手を置いている。

真ん中の校長先生と教頭先生をチラ見して真似たのだと思う。

踵は地に着いていないが、脚まで開いているし・・・。


チビだった僕は(今でも平均以下だが・・・)、
 「こんまあて(通訳:ちいさくて)何がわるいんな!(徳島弁)」と自分で自分に諭していた。

早く大きくなって大人の仲間入りをしたい・・・

そうなのだ。
 『背が早く伸びることを夢想しながら、
 将来について虎視眈々と策略を張り巡らしていた』

のだった。



(2011/12/23 9:01)




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