★面倒なことには係わりたくない★ 2011
10/25
火曜日

Q.この背景色と文字色の組み合わせは目が痛いですか?
A.=>とても痛いです。
Q.この色の組み合わせから、何を連想しますか?
A.=>中国の国旗が、確かこのような色合いでなかったですか?
そう、正解です。

今日の読売新聞「国際欄」の話題から。
あまりにも痛ましい事故に目が釘付けとなった。

2歳女児ひき逃げ、18人素通り(中国)

『女児2歳がひき逃げされ、現場を18人が通りかかったのに救助されることなく路上に
放置される事故が起きた。人々の心の荒廃を嘆く声が広がっている』と報じられた。

中国メディアによるとワゴン車がはね逃走。
その後、通りかかった18人は路上でもがく女児の様子を覗き込むなどしながらも救助をせず放置し、
女児は別のトラックにも両足を轢かれた。
その後、7分後にゴミ収集車の女性によって病院に運ばれたが、病院で息を引き取った。

これらを防犯カメラが一部始終を録画していた。
防犯カメラの映像が流出したのだ。
(流出しなかったのならどうなっていたのだろう、日常茶飯事なのか?)

この映像を見た人々は、
 「あまりに冷酷で心が寒くなる」
 「18人と同じ中国人であることが恥ずかしい」
 「社会から道徳心が失われた」
と当然ながら批判が噴出した。

これはおぞましき事故ではあるが、中国人すべてがこのような
冷酷無比で非情な人民であろうはずがない。

同記事の中でひき逃げ現場近くの金物店の方は、
「事故を通報したり被害者を救助したりすれば
警察に事情を聞かれたり加害者として疑われかねない」
と。

「面倒なことには係わりたくないという今の中国の風潮を反映した事件だ」と嘆いた。

むしろ、こちらの人民の心に根付く恐怖感、威圧感がそうさせているのだとしたら、
身の毛もよだつ情報統制や国圧に人民は怯えきっているのではないか。
共産主義のなりの果てではないか。

私は、右翼でも左翼でもないし、中立で自由主義的な思想である。

2002年に中国の沙漠へボランティア活動として植林に参加した折、ホテルや地元の
人々の暖かいもてなしに感謝し、戦争後の恨み辛みで敵対意識があるのでは?
と危惧をしていた自分を呪ったこともある。

偽造し不正入国をする中国人が後を絶たないと言われている。
”言い訳ばかりをして、素直にあやまらない中国人”と各国の若者が登場するトーク番組
で盛り上がった放送をYouTubeで見たこともある。

中国は経済発展国として破竹の勢いではあるが、それとは裏腹に人々の心が荒んではいないか。

先般の列車事故では、穴を掘っては埋め、(国際社会から反感があると)また掘り起こし、
地下鉄事故も信号事故とはいうがヒューマンエラーとしか言いようがなく、
(異常時を含め)充分な訓練が疎かであったことはあきらかだ。

 何か、おかしくはないか。

何もかもウヤムヤに闇に葬り去ろうとする体質。
しかし、これだけのインターネットが手軽で普及した社会では情報統制などは無理なこと。


中国が、国際社会から信用されるにはまだ程遠い、と憤りを感じるばかりである。


(2011/10/25 20:51)


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