双極性障害への向き合い方 2011
9/27
火曜日

昨夜に続き、NHK Eテレで「双極性障害」の番組をみた。

番組は 「ハートをつなごう」 シリーズ双極性障害②
 ”治療法と向き合い方”のの30分番組。

今日の出演者も昨日に引き続き、
  -中学生時代に発病した男子
  -高校生時代に発病した女子
それに
  -「双極性障害 患者の会(NPO法人 ノーチラス)」で知り合った方
が(双極性障害)という病との向き合い方について、素朴に真摯に語っていた。

若い世代は「双極性障害(躁鬱病)」を受け入れられない(ことが多い)。
鬱を脱しても、正常な自分ではなく、(軽)躁になっただけだと自分を悲観する。
あの時(躁状態)に頑張った自分は何だったのか、リセットしたい気持ちに駆られる。

学校や仕事、バイトが続けられない。
就活もうまくいかない。
社会から阻害されたように自分を卑下してしまう。

出演者(経験者)からの障害を持つ方へのアドバイスとして、
 ・焦らず、自分の生き方を探していこう。
 ・(同じ苦しみを味わっている)仲間を見つけよう。
と。

精神科医からのアドバイスとして、
【治療について】
 (1)薬物療法・・・予防の観点から正しく飲む。(気分安定剤等、他にもある)
     (発病直後は、この薬が効いているのか、薬を飲んでいるからこうなるのだと悩む)
     (風邪薬や頭痛薬のように直った、効いたという自覚がもてない)
  (2)周囲の理解不足
     (薬ばかりに頼っていたらダメよ、気力で直さないとダメよ的な発言)

【日常生活で心がけること】
  生活リズムの規則性を保つ。
  自分らしい生き方で希望を捨てず。

最後にインタビューに答えた男子が
「これから僕たちを受け入れてくれる社会にはやくなってほしい」と語った。

誠に純にそう思う。(2011/09/27 20:42)


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