『脳』のリハビリ 2011
9/22
木曜日

昨日の「台風15号」もどこ吹く風の快晴となりました。
和歌山をダブルで襲った台風は、甚大な被害をもたらしました。
いち早い復旧に向けた努力していただきたいものです。

天気は予想はできますが、人間の力ではどうしようもならないことです。
ですから「自然の驚異」に対する備えは大事ですが、「どうすることもままならない気象」に頭を抱え悩むことは時間の浪費ではないでしょうか。
沙漠に雨を!、豪雨の時はストップを!などとコントロールできる未来になっていれば嬉しいですが。


9月頃からブログをほぼ毎日アップしています。
日に2度書くこともあります。
ダラダラ長文ではないか?、と自己嫌悪に陥ることもあります。
”書くことによって、自分の考えをまとめ、相手に伝える”、『練習』のつもりで書いています。


「(それだけ元気がありそうなら)そろそろ職場復帰できるんじゃないの、どうなの?」
と上司のXX課長や同僚から脅されることは一切ありません。

「ゆっくりと「完治」するまで療養するように!」と涙を誘うお言葉を頂きます。
私のブログ読者も同様の疑念を感じているかもしれません。

今、『脳のリハビリが最優先課題』だと感じています。
  『リハビリによって以前の状態に復活させる』、『心のケアをする』ことが目標です。

何故かといえば、
一年以上にわたり「考えられず、決められず、(活字を)読みづらく、計算せず」であったため、脳の老化とまではいかないまでも、脳の機能低下が顕在化していると自己分析をしています。

このようなことがありました。
・春先、何度も通院しているメンタル・クリニックの近くまで行きながら、どの筋だったかを思い出せずに幾度となく右往左往したこと。
・スーパーに買い物に行かなければ飢え死にしそうであるにも係わらず、買い物にいこうかどうかと何時間も(ときには一日も)悩み判断を先送りにしたこと。
・大好きなスティーブン・キングの新刊が目の前にあるにも関係なく、1ページすら読めなかったこと。
・コンビニで977円の買い物をし、1,027円払えばお釣りが50円になるような場合、(通常ならいとも簡単に出来ることが)いくら出せばいいのか計算に時間がかかってしまったこと。

さて、脳の老化を防ぐ方法としては(2009.1.1ブログ記載)、
 Ⅰ.読む、書く、計算をする。(日々5分程度続ける)
 Ⅱ.コミュニケーションをとる。(人と目と目を合わせて話をする)
 Ⅲ.手先を使って何かを作る。(料理、裁縫、楽器等)

が効果的で、前頭葉が活発に働くようになるといわれています。

まさに「リワークプログラム(Rework to Work)」の中で上記Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを実践しています。
(リワークが”ボケ防止教育”ではないことを強調しておきます。くれぐれも誤解なきよう)

例えば、骨折をすると、そこの筋肉が時間と共に痩せ細ってきます。
筋肉を使わないからでしょう。逆に筋トレすれば筋肉は強くなります。
ですから骨が完全に接合しても通常の生活に不自由がなくなるまでリハビリを繰り返します。

常日ごろ不自由なく出来ている様々なことが、それに作用する根幹の部位が故障する、使わなくなる、または使う頻度が低くなるにつれ、該当部位が影響を及ぼすパーツに悪影響与えてしまいます。

乱暴な言い方ですが「筋力」が体のバランスを保つとすれば、「脳」が思考・気分・意志を制御するとすれば、それに適したリハビリが必要になることは頷ける話ではないでしょうか。

リハビリは自分自身との闘い、真摯に己と向き合わなければなりません。
しかし、気張ることなく『焦りは禁物』でやることも大事なポイントです

どうぞ、ご理解いただき、これからも末永くお付き合いをいただけますようお願い申し上げます。

P.S.
本ブログの執筆に当たり、誰からも詮索されたり、脅迫された事実は一切ありませんのでご安心下さい。
徐々に上り調子に転調していることは私自身が身に沁みて感じていることですから。

(2011/09/22 6:54)



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