悪夢とLED電球 2011
9/15
木曜日

ここ暫く眠りが非常に浅い。
「回復期における睡眠障害」なのだろうと思う。
朝起きると”もやーーーっ”としていて目と頭が霞んでいるのだ。

時折、『悪夢』ともいえる怖い夢を見る。
ホラー映画の如く、プロットも練られておりゾンビも出てくる。
夢を完全に覚えていればハリウッド映画にも提供できるシナリオが書けるのじゃなかろうかとほくそ笑むほどだ。
誠に怖くて心臓が鋼のように打つ。

昨夜は「女」禁制の「男」オンパレードの夢をみた。
すべて学生時代や会社に入社後の知人ばかりだ。
それらの人達が教室や、広場や、なぜか劇場の舞台で盛り上がり歓喜を挙げ狂喜に乱舞している。
その様子を取調室の隣の隠し部屋からガラス越しに眺めている。
「僕も参加させてくれ、僕のほうが絶対上手くやれるのに、何故声をかけてくれないんだ」と切願している。
社会復帰の焦りか。
誰か夢分析をしてほしい。




さて、話題に連続性も脈絡もなく恐縮だが、LED電球の話を。

震災後、電力不足の影響もあり、企業も個人も「節電」に勤しんだ。
節電商品は飛ぶように売れ、”LED電球”もそのひとつだろう。

僕の好みは部屋の手元だけが明るい、もしくは部屋の隅だけうっすら明るいのがいい。
眩しいのは目が痛い。
部屋の隅にはフロアスタンドの照明があり、60Wの白熱電球を差し込んである。
”LED電球”のニュースを見るたびに、滅多に灯さないこのスタンドに明かりを灯し、
「早く切れろ、球切れろ」と祈った。
球が切れることはなかった。軽く4~5年は経つというのに。

一念発起、東芝の40W~60W相当のLED電球(電球色相当、長寿命40000時間、3,400円)を買ってきた。
消費電力8.7ワットだ。点けっぱなしでも4.56年持つ。
球切れを遂に待ちきれなかったのだ。
白熱電球を使い続けた方がLED電球に替えるより電気代が高くついてしまうだろう。

味わいは白熱電球の暖かみに劣ることなく、うっすら健気に灯る。
それに熱くならず、手でも触ることができる。
皆さん、既に交換済みかもしれないがLED電球はいいですよ。


今は、キッチンと風呂の白熱電球に照準を合わせ
「早く切れろ、球切れろ」と念力を送っている。(2011/09/15 21:27)




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