『春 プリズンホテル【4】』浅田次郎著 2010
6/14
月曜日

 浅田次郎氏の『プリズン(監獄)ホテル』シリーズ、第四巻は最終となった季節は春。脱稿は1995年5月、山奥の温泉ホテルの舞台の限定、一泊、もしくは二泊三日という時間の制約、この劣悪な小説的環境の下で、どれくらいのドラマを盛り込むことが出来るのか、著者は自分に目的を課して、他の作品と執筆を併せながら書いたようだ。

内容(「BOOK」データベースより)
義母の富江は心の底から喜んだ。孝之介が文壇最高の権威「日本文芸大賞」の候補になったというのだ。これでもう思い残すことはない…。忽然と姿を消した富江。その行方を気に病みながらも、孝之介たちは選考結果を待つべく「プリズンホテル」へ。果たして結果はいかに?懲役五十二年の老博徒や演劇母娘など、珍客揃いの温泉宿で、またしても巻き起こる大騒動。笑って泣ける感動の大団円。

文庫: 416ページ
出版社: 集英社
言語 日本語
ISBN-10: 4087473783
ISBN-13: 978-4087473780
発売日: 2001/11/20

春 プリズンホテル(4) (集英社文庫)
浅田 次郎

4087473783

関連商品
冬 プリズンホテル(3) (集英社文庫)
秋 プリズンホテル(2) (集英社文庫)
夏 プリズンホテル(1) (集英社文庫)
三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)
血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 (光文社文庫)
by G-Tools

Copyright (C) 2010 Shougo Iwasa. All Rights Reserved.