2サイクルエンジンの思い出 2010
4/27
火曜日

 バイク仲間でもあり、会社の大先輩であったNます参謀から、工具を頂いた。彼は、自分のバイクを自由自在に、エンジンまで降ろしては、バラして組み立てる技量をもっている(らしい。) 僕なら仮にエンジンは降ろせても、奇跡的にエンジンはバラせても、二度と元に戻ることはないだろう、ということは判っている。というのは、中学の技術の授業でエンジンの章があった。2サイクルエンジンで、フロートでガソリンが濾過され、そしてエンジンに供給されるが、ピストンが回転し、吸気空気を圧縮し、点火プラグがスパークし、爆発し、排気する仕組みが男心をくすぐった。これにとても惹かれたものだ。

 早速、家にあった草刈り機の2サイクルエンジンをバラした。「なるほど・・・」、技術の本に書かれているのと全く同じだ。「凄い凄い」と感激しまくった。しかし、ハタと困った。そう、組み立てられないのだ。暫くは四苦八苦したけれど、飽きっぽい僕は直ぐに「あーーあっ」と元に戻すのを諦めた。母に言うと「省吾は何でも興味がある、ハハハ」と笑っていた。母はそういったことにとても寛大で、基本叱られたことがあまりない。工具を見つめていて、ふと中学生の夏の暑い日の、汗が流れることも厭わなかった出来事を思い出した。


 Nます参謀、ありがとうございました。大事に使わせてもらいます。<(_ _)>
省吾のバイク・ツーリングのコーナー
 (2010/04/27 20:51)


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