? 省吾の自慰的ブログ
裸のままの自分でいい。 2010
3/6
土曜日

 今日は一日、雨模様。まったり過ごした一日だった。

 人は誰でも、時には、落ち込んで、過去を振り返ったり、あの時、ああしておけばよかった、あの出来事を書き換えられるのなら、もう一度、訂正してやり直したいと思うことはあるだろう。また、このまま、自分は将来どのようになるのだろうか、今のままでよいのか、よいはずがないと、思い悩んだりもするだろう。

 今、自分がほしものを手に入れるため、自分を励まし、奮闘して、それを手に入れようとがむしゃらになる。それで、それが仮に手に入ったとしても、また、さらなる欲求が生じ、際限なく繰り返される。ある意味、物欲的で、それらの柵(しがらみ)の中でもがき苦しんでいるように思う。しかし、そのようなことが自分にとって幸せなのだろうか。ステータスを求めて、僕から言わせれば世間体を気にし、見栄を張るため、ボテッとした張りぼてでくるんで自分を良く見せよう、強がってみようとしているのじゃないだろうか、と感じることもある。

 今日はコーヒーが美味しくて幸せだった、お店の方が微笑んでくれて気持ちが爽やかになった、本を読んで感動した、とか、さりげない日常の中に「幸せ」はごろごろと転がっているのだから、「幸せ」って大上段に構えなければ、手中に転がり込まないものではないし、そのように複雑にしてしまうものではないよ。日々、感謝の気持ちでいたい。自分が、今を生かされて、ああ、よかった、大事に生きようとすれば、何ていうのかな、周りの暖かいエネルギーが自分に注入されるものだし、逆に、自分が笑顔でいることが、周りにエネルギーを降り注いでいることにもなるだろう。

 誰かと比較をしたり、自分が見劣りをすると卑下することは時間の浪費、愚かだと、僕は開き直り、悟りの境地みたいなものがあるな。自分は個性豊かな、誰にもない「自分らしさ」を持っているのだ、と自信をもってほしいと思う。天麩羅の衣を脱ぎ去って、裸のままの自分でいいじゃないか、ね。

 生意気なことを書いてしまったけれど、無い物ねだりより、今生きている、この中から幸せを見つけ出そうよ。

 昔、よく聞いたデビー・ギブソンの曲からロスト・イン・ユア・アイズ、しんみりと。(2010/03/07 0:13)


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