笑いのツボ 2010
2/18
木曜日

 夕方から、定例のお客様との会議があった。僕は事務局をしている。大阪・北海道を拠点とする我が社のグループ会社とも電話会議を接続をして行われる。

 今日は、笑いを堪えるのが辛かった。そう、”笑いのツボ”がスイッチオンとなってしまって、堪えようとすればするほど、噴き出す笑いを飲み込むのが苦痛だった。緊張から、急転直下、奈落の底に突き落とされたような感じだった。

 話しは、大阪のT氏、いつも几帳面な資料とハキハキと判りやすい誠意ある受け答えをするので、聞いていても気持ちがいいのだ。


【その1】
 そのTさんの状況報告、初期導入時の故障率が高いディスクの玉の予防保全となる交換提案だが、本当は「初期導入」と書きたかったのだが、報告では「初期挿入」となっていた。(僕はこれは正しい表現だと思っていたが・・・・)

 お客様側の△△部長が絶妙なタイミングでコメントをした。
  『きわどいな・・・・』


【その2】
 続いて再登場のT氏、「それでは、○○様経由で・・・」と確認発言をしたかったのだが、「それでは、○○経由様で・・・」、とこれまた、はっきりと明瞭に宣った。

 このふたつの速攻・連続技で、僕は笑いのツボを踏まれてしまって、オフィシャルな格式高い会議にも関わらず、口の字型に取り囲んだ一席で、下を向いたまま、必死で笑いを耐えた。もう、こんな苦しい会議だったら、会議に参加するのはいやだ。死ぬほど辛いわ。

 場の空気が和やかになったことは言うまでも無い。(2010/02/18 19:49)

背景色:黄枯茶(きがらちゃ #765c47)


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