マルタのやさしい刺繍』、いい映画だ 2010
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土曜日

 少し古い映画(2006年度作品)だけれど、『マルタのやさしい刺繍』の映画を観た。観た方も多いのではないでしょうかね。年老いて、相方にも先立たれ、希望をなくしかけていた老婆のマルタが、長年の夢だったランジェリー・ショップを開こうとして奮闘する。また、古風で超保守的な村が故に誹謗中傷されながらも、だんだんと夢を仲間友達と実現していく。

 世間体って何でしょうね、僕はまったく気にならないけれど、一般的にはとても気にされる方が多いですね。迷惑をかけないことを大前提にするのだけれど、自分を抑圧して、周りの目を気にしながら生きる人生って何なんでしょうね。味気ないよね。学歴や職業を気にする。肉体労働者の人たちを軽蔑するような風潮もある。頭がよければすばらしい人生を送れると勘違いしている人も多い。こんなことにこだわるなんて、つまらないと思うな。僕はまっぴらごめんだね。

 それと、スイスはトループという村の景観がすばらしく長閑で美しい。こんな自然の中で暮らせるのなら、質素すらも、最高の宝だし、栄養源となると思うね。僕はこんな映画も大好きだね。幸せな気持ちにしてくれる。(2010/01/02 22:42)


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