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 ピントが甘いけれど、これがソーチェンと呼ばれる、実際にガイドバーに装填されて、スプロケットで駆動して回転エネルギーが伝わり、これで木を伐採するわけだ。

 写真のマジックで→(矢印)の下側に見えないですけど尖っている部分の、”ドライブリンク”というのがあって、ガイドバーの円周にある溝をチェンオイルを掻き出す役割もあるのですね。

 丸い部分と次の丸い部分の間を、”ピッチ”、厚みを”ゲージ”という。写真だけじゃ分り難いけれど、目立ての際、デプスゲージを使って点検をする。面位置(つらいち)を確認し、必要に応じてヤスリで研ぐ。刃の2倍がドライブリンクの数(刃の数が偶数・奇数では別)になるとか、目立てをする時のヤスリの握り方とか、目立ては押すだけ(引いてはダメ)、一個飛ばしに同じ強さ(力)で、同じ角度で、同じ回数を目立てするとか、力は刃に向かって8割、下に2割の力バランスとか、学びましたね。

◆チェンピッチ
 そーチェンのサイズ(大きさ)は、使用するチェンソーの出力によって選択されるが、ピッチはそのサイズを決めるひとつの単位。隣接する3個のリベットの中心距離を1/2にした長さ。一般的にはインチ(in)で表され、小数点以下の数字だけで表示されることもある。
1/4型 1/4インチ 6.35mm
3/8P(PM)型 3/8インチ 9.32mm
325型 (※”さんにいごと通は言う” 0.325インチ 8.25mm
3/8型 3/8インチ 9.32mm
404型 0.404インチ 10.26mm
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