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新島語録:「鋸は先頭の2/3を使え」
確かにこうすると引きやすい、本当の鋸の刃はあさりがあって、前・中・後で刃の刻みが違うのだけれどね。
■新島親方から学んだこと。
・鉈は柄に近い部分を使う。握りは、親指・人差し指・薬指で、鉈を瞬時に止めるときに、薬指・小指を使う。(そのことで手首のスナップが止まる)
・鉈は、買うなら両刃がよい。片刃は食い込んでしまう。
・鎹(かすがい)は流れないようにする。平地なら丸太と材をハの字に止める。丸太と材を垂直に鎹を打つと、左右に流れる。
・杭は基本、丸太を使う。土留めの木には平面ではなく、丸い外側を当てる。(平面を当てると、安定はいいが、水が溜まり、数年で杭が腐ってくる)
・山道を作るとき、
→尾根の方向に向かって下る道を作る。尾根に登る道だと、沢に向かって水が流れ込んでくる。(水害を守る)
・山で迷子になったら(山道と獣道の見分け方)
→竹串を刺してみる。獣道ならすっと刺さる。人が作った山道なら人の体重で踏みしめられていて、竹串が簡単に刺さらない。
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