THEパブスブルグ&アルプスの少女ハイジ 2009
9/28
月曜日

 今日から水曜日まで、後半の夏期休暇で休みだ。赤坂のピッツァレストラン「ESSE DUE」のんびりランチをとって、「赤坂氷川神社」でお詣りをして、それから、ゆっくり歩いて国際新美術館(東京・六本木)で『THE パブスブルグ』展を見てきた。日本とオーストリア・アンがリー二重帝国(当時)とが国交を結んで140年の節目にあたる今年、ウィーン美術館(オーストリア)とブタベスト国立西洋美術館(ハンガリー)の所蔵品からパプスブルグ家ゆかりの名品を核に選りすぐり、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた計約120点を展覧する大規模な美術展ということで、ヨーロッパに600年以上君臨したハプスブルグ家が栄えた時代のものだった。

 続いて、六本木はFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 1F ギャラリー「PHOTO IS」で写真でめぐる『スイス絶景の旅!』をフジカラーが協賛、スイス大使館・港区教育委員会が後援で開催されていた。「アルプスの少女ハイジ」のアニメと対比した写真がふんだんに展示されていて、おもわずスイス、とりわけオクセンベルグへ機会があれば出掛けたいし、ベルニラ・エクスプレスに乗って、のんびりしてみたいと思ったね。

 僕も「アルプスの少女ハイジ」は家族揃って子ども時代に欠かさず見ていたよ。雄大な山々、緑の牧草地、のどかに響くベルの音。スイスの女流作家ヨハンナ・シュピーリが約130年前に書いた”ハイディ(Heidi)”という名の少女の物語を原作として、演出の高畑勲氏、場面設定・画面構成の宮崎駿氏、キャラクターデザインと作画監督の小田部洋一氏という、現在のアニメ界の巨匠たちが作り上げたのだそうだ。毎年のように再放送が繰り返され、大人から子どもたちまで世代を超えて愛されている不朽の名作。僕がリアルタイムに家族揃ってみていたのは1974年、ちょうど12歳の時だったので、数えて35周年をむかえるのだよね。良い作品は時代・世代を超えて受け継がれていくという見本のようなものだよね。(2009/09/28 18:40)


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