先日発売されたザ・ビートルズのデジタル・リマスターのモノーラル版ボックスにぞっこん、聞き惚れて、過去、３０年以上、同じ曲は数百回、いや、数千回聞込んではいるのに飽きないものだ。ファンとはそのくらいの思い入れと崇拝心が必要じゃなかろうか。

　ホワイトアルバムと呼ばれる１９６８年のアルバム、２枚組でA/B/C/D面と呼んでいたけれど、A面４曲目。

　ライナーノーツにはこう書かれている。『オープニングのピアノは、何度もリハーサルされるこの曲に嫌気がさしたジョンがやけくそに鍵盤を叩いたもの。タイトルは、ポールの友人であるナイジェリアのコンガ・ブレイヤー、ジミー・スコットの口癖がもとになている。ベースのオクターヴ上を歪ませたギターで奏でることにより、独特のサウンドを得た。レゲエの元祖とも言える新しいリズムにも挑戦している。モノラル・ミックスはイントロのハンド・クラップが削除されている』

　そういや、昔ね、ブートレッグでホワイトアルバムをもじって、ブラックアルバムというのがあった。アウト･テイク集を集めた海賊版でね、ほしかったけれど、手が出なかったのか、何か他の理由で買わなかったね。

　さあ、夏期休暇の残りもあって、あと４連休だ。嬉しいぞ。(2009/09/26 22:26)