『白鯨』を読み終えて。 2009
4/11
土曜日

 今日は背景色を、"cadetblue"にしてみましょ。ここ最近、ブログのデザインを変えているでしょ。別に深い意味はないのよ。気分転換にね。

 お昼に買った本。読み終えるより買う本が多けりゃ、そりゃ溜まるよな、いいのだ、気長に読むぞ。

 ①警察小説競作「決断」逢坂剛、佐々木謙、柴田よしき、戸梶圭太、貫井徳郎、横山秀夫
 ②「こんな話をきいた」阿刀田高
 ③「査察機長」内田幹樹
 ④「わたしの流儀」吉村昭
 ⑤「ふふふ」井上ひさし
 今年もGWは読書のため籠もるぞ!!そのために何も予定を入れずに、読みたい本をせっせとストックしておるのじゃ、いろんな方からのお誘いを断るのに苦労するわい。(君、君、誰も相手にされないからって都合のいい理由付けるだけ空しいよ)

 あぁ・・、あ、さて。『白鯨』を夕方読み終えた。僕がこの本を”読みたい”と思ったきっかけはね、ターシャ・テューダーの「楽しみは創り出せるものよ」から、彼女の’大人になっても、おもしろい本’の章から’『ガリバー旅行記』『ニルスのふしぎな旅』『ロビンソン・クルーソー』などがそう。なかでも『白鯨』は秀逸です’と語っていたから。彼女は、2008年6月18日、92歳で亡くなりました。冥福を祈ります。綺麗な魂の方でしたね、実にね。

 さて、原題は、'MOBY-DICK OR THE WHALE 1851 Melville'で、今から158年前の作品。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を総括的にお復習いしたくて読んでみると、”海洋文学では世界一との呼び声も高く、・・”とある。確かにね、本文のストーリーを展開するのには全く関係のない鯨学というのかな、鯨についての造詣深い解説がたくさんあって、これはこれで興味深い。また、宗教的にキリスト・ヨハネ聖書からの言葉も多くてね、昨年のGWに読んだのだけれど、フロイトが書いた「モーセと一神教 ジークムント・フロイト著」のイメージも残っていたので、違和感がなかったな。こりゃ、一言で感想を申し述べられる程、僕にはまとめる力はないね、正直。でも、最後のエピローグがプロローグに循環しているみたいな感じでね、メルヴィルが32歳の時に脱稿して、直ぐ英米で出版されたのだよね。

 現在は文庫で新訳も出ていて、岩波文庫で八木敏雄訳全3巻、講談社文芸文庫で千石英世訳全2巻、また田中訳の新潮文庫全2巻も改版された(初版は昭和27年)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、僕は岩波文庫全3巻を読んだ。

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じゃ、今日はここまで。
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