【オタク編】仮面ライダーShooting Spots!
藤岡弘オートバイ事故編
2009
3/29
日曜日

 僕の引き出しのひとつ、オタクというのか、小学生時代のヒーローは『仮面ライダー』だった。恐らく同世代か、ぼくより年下の男の子は漏れなくライダーごっこをしていた(はずだ)。

 ほんとうに大好きなヒーローでね、特に藤岡弘演ずる第一話から第十三話までの一号ライダーが好きでね。等身大ヒーロー、ショッカーに改造され、普通の人間には戻れぬ悲しさ、苦しさを一手に引き受けてショッカーと対峙する。これがカッコイイ。外的要因で変化(変身)するのがこれまた憎らしいくらいカッコよかった。例えばビルから地上へ、またはや穴へ落ちるときにベルト風圧を受けてダイナモが廻る。バイクのスイッチを「カチン」と入れると(実はチョークレバーだけれど)サイクロンに変化していく勇ましさ、もう、ムズムズ・ウズウズしたね。

 そんなこんなで、鶴川といったら、あの現場じゃないか。先ほどの「武相荘」から目と鼻の先、旧鶴川街道と鶴川団地へ分岐するY字路が、第10話『よみがえるコブラ男』のラスト・シーン、本郷猛がバイクでの疾走シーンの撮影場所だった。

 ここで本郷猛(藤岡弘)はオートバイ事故を起こしてしまう。足を複雑骨折し、足は本来なら向くことはない在らぬ方向を差していたそうな。1971年4月の第一話の放映の日、藤岡弘は病院のベットの上で観たという。どんなに無念だっただろう、って思うといたたまれない。

 当時は本人がアクションをしていた時代だったし、彼自身はスポーツ万能だったのだからね。プロデューサーの平山さんの裏話・画策話も本で読んで知っているけれど、これはどこかに譲ろう。

 第10話 『よみがえるコブラ男』
事件は解決し、エンディングシーン撮影。颯爽とバイクを駆る本郷猛だったが悲劇はこの直後に・・・

 
 藤岡弘はまさに↑これ、この電柱のワイヤーに足を引っかけたのだね。超痛かっただろうね。
(2009.3.29撮影、所在地:東京都町田市鶴川6丁目10番地)

 この後、まだ他のロケ現場を訪ねたところが実はあるんだ。今度準備してお披露目しますね。(誰も見たくもないのよ) ええい、構うかい、自己満足すれば、他人様に迷惑をかけなきゃね。 じゃ。

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