チェンソー講習会【基礎編】<初日> 2009
3/7
土曜日

 「奥多摩都民野森(体験の森)」での講習会、今回は”チェンソー”の扱いについて、きちんと安全に学んで、今後の山しごとに活かせるようになりたいという思いから、自費参加することにした。

 参加人数は25名、インストラクターは、橋本機械(株)から橋本社長、STIHL社からKもりさん、実践コースでもお世話になったSずきさん、Kどうさん。弊社からは自費参加で、Oつかさんも入っている。

 午前中は、チェンソーの講義、午後は講義と分解・組み立て・エンジン始動までを行った。講義をしてくださった橋本機会(株)の橋本社長は、自作の小道具を駆使して大変判りやすい熱弁で、チェンソー大好きなお茶目な方で、とても説明が素敵でしたね。

 僕はね、チェンソーはエンジンの仕組みは2サイクルだとは判っていたけれど、どういった理屈で木を切ることができるのか、全然わかっていなかった。今回は理論やメンテンスも含めて、なるほど、そうなんだ、と理解できた。

 使ったチェンソーは、STIHL社、本社ドイツ)のもので、全世界のチェンソーの3台に1台はSTIHL社のもの、最初にチェンソーを作ったメーカーでもある。安全面の対策がこれほどされているとは知らなかった。学んだことは多いですね。

 STIHL社から技術営業でサポートしてくださったKくもりさんもとても熱心に判りやすい経験豊富な説明やアドバイスをしてくださったしね。

■講義
 学んだ事は、大雑把に書くと、チェンソーの
 ・マーク解説
 ・チェンソー駆動の原理
 ・チェンソー用燃料(混合ガソリン)
 ・チェンオイル
 ・チェンブレーキ
 ・遠心クラッチとスプロケット
 ・キックバックとは?
 ・目立の仕方
 ・保守・点検
 ・服装は?
 など。

■実技
 ・混合オイル作成
 ・目立て
 ・分解・ソーチェンの脱着
 ・エンジンプラグの点検
 ・燃料(混合ガソリン)とチェンオイルの注入
 ・エンジン始動
 ・チェンオイルの吐出確認
 ・エアークリーナーの清掃


とても貴重でチェンソーが勉強出来た一日だったね。明日も続くよ。

 21:50就寝

私の判る範囲で名称を入れてみました。

写真はクリックすると拡大します。
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チェンソー目立て
時間: 8:09
チェンソーデプスゲージ
時間: 2:40
チェンソー分解
時間: 4:06
チェンソーのエアクリーナーの清掃
時間: 3:44
僕のチェンソー始動、初挑戦!
時間: 0:49
■キックバック ガイドバーの先端部分が材に当ると、要は跳ね上がる、駆け上るみたいになるのですね、それはとても危険で、チェンソーが自分側に迫ってくるし、下手をすれば怪我をする。そのため安全措置が施されている。STHIL社のチェンソーはチェンブレーキは0.05秒で止まる。キックバックは0.2秒で人体に届く。
■使用上のワンポイント ・常にブレーキを掛ける習慣。(移動時、エンジンをかける時) 
・しかし、エンジン始動したらブレーキは直ちに解除。ブレーキを掛けたままの空ぶかしは厳禁。
・チェンソーをガイドバーに装填するときは向きに注意。→尖った方が前。
・作業中はタオル等を首に巻かない。(巻き込み防止)
・作業中はチェンソーの進行方向には立たない。
・ガソリン付近は禁煙。ガソリンは日陰に置く。
・エンジンが万が一停止しないときの緊急措置としては、チョークを閉じる。(あくまで緊急)
■エンジン始動
(冷機スタートから)
①チェンブレーキをかける。
 →ハンドガードをカチッと音がするまで手前に押してチェンをロックする。始動直後にチェンが回り出すことによる危険防止)
②スイッチ入れる。
③アクセル(スロットル)を引いてロックする。
④チョーク閉める。
 →スロットルとセイフティーロックを握りながらマスターレバーを一番下まで下げチョークを閉める。(セイフティロックを押さえないとスロットルは握り込めない構造)
⑤初めての爆発(初爆)があるまでスターターを引く。
 →右足を後ろのハンドガードの上に置き、左手は前ハンドルバーを、右手はスターターグリップをしっかり握る。(親指がハンドルの下側にくるように) 最初ゆっくり引き上げ、カチッと噛み合った感じがしたら前ハンドルを下に押しつけながら勢いよく引き上げる。スターターロープは最後まで引きすぎないように(破断防止)
⑦チョークを開ける。
 →マスターレバーを一段上げる。(チョークが開いた状態)
⑧再び点火するまでスターターロープを引く。
 →始動したら直ちに⑨の動作をする。(クラッチが強制的にチェンブレーキで押さえているため、放置するとクラッチ等が焼き付く)
⑨点火したらアクセルを吹かしロック解除。
 →後ハンドルを握りながらスロットルを1回握って吹かせばマスタレバーは通常の「I」の位置に自動的に跳ね上がる。(チョーク開→Iに上げるときは必ずこの方法で行う。指でレバーを上げると内部のリンケージが破損することがある) これでアイドリング状態となる。
⑩すぐにチェンブレーキを解除。
 →直ちにハンドルガードがカチッと音がするまで手前に引きチェンブレーキを解除する。暖機運転後(30秒程度)作業可。
■メンテナンス ・チェンソー2回交換の割合でスプロケットを交換。(チェンソーが目立てを行い限界まで使い切ったとして)
・ガイドバーはスプロケット2回交換の割合で交換。
・目立ては押すだけ(引いてはダメ)、スチール社は30度の角度で目立て。
・目立てをする時は、同じ力(強さ)で、同じ角度で、同じ回数で。
・目立てをするときのやすりの握り方は掌中央に握り部分をおいて、親指・人差し指でしっかりホールドする。
・目立ての検査・確認時のデプスゲージを測定するのにファイルゲージを当てた時、面位置(つらいち)になっていること。ヤスリを縦にし、前後に動かすと引っかかりが即判る。肩部が引っかかるようであればヤスリで削る。ただしラウンドするように、鋭角にならないこと。(肩部:丸みをもった部分、最初に材と接触する部分であるため)
・目立てのヤスリを使うのはソーチェンのサイズに合ったものを使うが、刃がちびてきた場合は、径の小さなやすりを使うこと。
・ソーチェンを交換時、サイズを間違えないこと。ピッチが違うとスプロケットに噛み合わない、ゲージが違うとガイドバーに噛み合わない。
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