『神の探求Ⅰ』エドガー・ケイシー口述
A Search for God[BookI]
2009
1/19
月曜日

 朝から夕方まで、有楽町へも行ったけれど、ヘッドラインの「神の探求Ⅰ」を読み終えた。美輪明宏さんの本から流れ流れ、エドガー・ケイシーに行き着き、彼に関する著書を何冊か読んで、この本に巡り会った。赤本のⅡは昨年暮れに発売になったばかりで、まだ未読。

 キリストの宗教観、聖書なんぞ読んだ事がない僕が、実家は真言宗である一般庶民の身分?で、「神とは?」なんて感想を述べても、「判らんのに御託並べんといてくれるか」なんだけれどね、でも、吸収できる部分はあるのですよ。

 本書は、エドガー・ケイシー(1877-1945)が生涯の最大の労力を払って完成し、ある人から「あなたの最大の業績は?」と問われ、躊躇なく、「神の探求」のテキストをこの世に遺したことです」と答えたという。

 和訳に際して、聖書では新共同訳聖書、文語訳聖書を引用しているし、本文では至る所に聖書や黙示録も出てくるし、はっきり言って全部を理解するには、聖書のことを僕は知らなさすぎだと思う。何年か経って、読み返してもいいのかもしれない。

 私たちは、宇宙と同じく、肉体(物質)、精神体、霊体の三種構造になっている。これらの三つの体は密接に関連し、どれか一つの体が何かの作用を受けると、他の二つの体もそれに影響を与えるという。

 突き詰めれば(おっと、そう簡単に知らぬのに要約するなよ)キリストの教えをどう咀嚼するか、実践するか、すべて自分から端を発するといえるのじゃないかな。自己を探求する、それは私たちに与えられた特権だとも義務だとも書かれている。

神の探求Ⅰ 神の探求Ⅱ
2002/11発売 2008/12発売
たま出版 たま出版
268page 263page

瞑想
第1課 協力
第2課 自己を知る
第3課 理想を定める
第4課 信じる心
第5課 徳と理解
第6課 親しき交わり
第7課 忍耐
第8課 扉を開く
第9課 神とともに
第10課 十字架と栄冠
第11課 主なる汝の神は一つ
第12課 愛

第1課 機会
第2課 昼と夜
第3課 地上に現れる神の働き
第4課 欲求
第5課 精神の宿命
第6課 肉体の宿命
第7課 魂の宿命
第8課 栄光
第9課 知識
第10課 知恵
第11課 幸福
第12課 神の霊
瞑想

 心に残る部分は結構あるのだけれど、「愛が試されるとき」の章から、聖書の教えとして、利己的でない愛、これは綺麗な言霊だと感じたから、この部分を書いて、終わることにするね。

 『愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える』 (第一コリント十三・四~七)

 じゃ。

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