相手を信じて任せるということ、
放任することじゃないよ。
2009
1/12
月曜日

 今日も先週からのトラブル対応で解決策を見いだすべく、主要なメンバ、関係ベンダさんが集結して事に当たった。しかしながら、ここ、これが原因とまで突き止めることは出来ないでいる。

 これからの話は、今回のトラブル対応とはまったく関係なく、僕のチームビルディングのやり方、気持ちの合わせ方を少し書くね。仕事はチームでするもの、一度、自分がレビューなり、これでいこうと決めたことは最後まで他の責任にすべきじゃないし、してはいけない。 僕の経験則で言えば、自分のチームがミスった場合、リーダが最後まで責任を持って、事に当たるってこと。

 実際、担当者のミスであっても、それを個人攻撃をして何になるの、本人が一番堪えているのだから、気付きを与えて、可能な限りのフォローをしてあげたい。自分がお客様にど叱られることがあっても、そのようなことはミスった本人の前で、おくびにも出しちゃイケナイ。それがチームメイトみたいなものでしょ、チームは家族も同じなのだし、ミスった本人は見違えるように次から良くなるから、事後整理ができた後でゆっくり、ああしときゃ良かったね、と話をすればいい。

 失敗を予防するため、改善策はいろいろやったよ、例えば作業担当者と僕が最後に点検して二重チェック機構にするみたいなことはね、これで限りなくミスは低減する。

 失敗から学ぶことは多いし、成功ばかりでは失敗から学ぶ場を失う。「失敗するたびに間違った解決法がひとつずつ消えて正しい解決法に近づいてい」くってのは僕が「モットー」にしていることのひとつ。

 なのでね、何がいいたいか、ってことはチーム間の、またはプロジェクトのメンバ間の信頼関係を築き、ああ、この人なら、身を任せられるな、ってまで、ムードを高め、会話を繰り返していく。強固なチームは、人数分以上のパワーが出る、つまり全員が同じベクトルを向いているってこと。「何を言っても自由、お咎めなし」は大事、柔軟な発想も生まれるってもの。至極単純なことなのだけれどね。信用されてるな、って相手が思えば、期待に応えたいと誰でも思うもの、実入り(お金)じゃない、達成感と、ああやり遂げたな、ってことが全員で共有できることなんだね、それが次のステップの活力になると信じてるし、事実そうだからね。

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