『天声美語』美輪明宏さん 2009
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金曜日

 昨日から、ホームページ作成ソフト、ホームページビルダーをバージョン13に切り替えた。故郷から、リンゴ、ミカン、ちりめんじゃこ、白菜の漬け物、お米を少し送ってくれた。兄ちゃん、早恵美ちゃん、ありがとう。熱々ご飯で食べてます、うまいわ。

 昨夕から、美輪明宏さんの『天声美語』を読み始め、今朝、会社隣でコーヒー飲みながら読み終えた。美輪明宏さんの本は4、5冊目となると思う。

  • 単行本: 241ページ
  • 出版社: 講談社 (2000/04)
  • ISBN-10: 4062101815
  • ISBN-13: 978-4062101813
  • 発売日: 2000/04

出版社/著者からの内容紹介

 「美人」を超えた「麗人」になる。読んですぐ役に立つ秘訣を懇切丁寧に教える。いつ何時でもお困りになったとき、不安になったとき、心のビタミン剤として、ページを開いてみてくださいますか。
 「美輪さんの言葉は、納得できるところがある」最近、そんな声をよくうかがいます。有難いことです。テレビや雑誌、講演会などの発言をお聴きになって、そう思ってくださるんでしょうか。また、生きていくうえで大切なのは常識ではなく真理を信じること、いつの時代でも本物の愛情や美しさが必ず勝利すると信じているからでしょうか。──「天使からのことづて」より

内容(「MARC」データベースより)
ハードとしてのお金だけでは心はひからびてしまいます。心を豊かにしたいのなら、ソフトのお金、すなわち美意識を蓄えていかなければ-。あなたの心に効果をもたらす読む常備薬。『VOCE』に連載された文章をまとめる。

 女性向けの本でもあるのだけれど、VOCEの読者は女性層だろうから、美意識を高めるため、どのようなことをしましょうか、って簡単に言うとね、時代に流されない真理があるのよ、美意識を磨きなさい、ってことを大変判りやすく語り口調でお話されていて、やっぱ、美輪さんは偉大だと思うね。

 たくさん感銘したのだけれど、「個」は自分の力で確立するもの、って章の中から、一つ紹介すると、『もういい加減、右を見て左を見、まわりに従うのはやめなきゃ。”個”は、”孤”でもあります。”群れ”ではありません。あなたがそうやって周りに流されていると世の中は大変なことになってきてしまうのです』

 もうひとつ、「人間関係にも美意識は表れる」から、『・・・、深く付き合い過ぎると、どうしたって嫌なところが目につきだしてしまう。だからお互いを尊重し、ほどほどの距離をたもっておくのです。そうすると、嫌なところは見せなくてすむし、こちらも余計なものを見なくてすむ。愛さえしっかりあれば、腹六分か七分で付き合う』とか。

 他にもたくさんあるのだけれどね、一読されても全然損じゃない。僕はスイスイ頭に入ってきたし同調しきりだったけれど、「そうだ、そうだ、そりゃそうだ、そうあるべき、そうしている部分も多いよ、でも、まだまだ美の意識は足りないな、古典的な映画も観て、本も読んでみたい、そうしなきゃ」と思ったね。

 じゃ。

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