秘境 ランプの宿 渡合温泉ツーリング<初日> 2009
10/31
土曜日

 今回のツーリングは、会社仲間の恒例4人衆のうち、Kわいコーディネータが諸般の事情があって断腸の思いで欠席、沈着冷静のNます参謀、最近はクラブのツーリング仲間で再再あちらこちらに出かけ、バイクにはまりきっているKいせさん、ちっともバイクと最近は戯れていなかった私の3人が、秘境の地を目指したツーリング日記を。かなりあちらこちら端折って書いている。許して。

 朝、5時に出発し、目的地である「渡合温泉」に15:30に到着。走行距離は465.2km。中央道→長野道の松本で高速道を下車、後はひたすら下道をずんずんと進んだんだ。お昼はお蕎麦を40分待って食べて、高山経由で、ここ「渡合(どあい)温泉」は秘境の地に辿り着いたんだ。

 天気は快晴、紅葉した野山の赤・黄色・山吹・茶色がとても綺麗に混じって、染まって、空の青色と、とてもコントラスがしっかりして美しかった。日本の野山はすばらしい。

 宿の直前の6キロはダートな砂利道で、こんな先に人間が住んでいるのか、と思ったもの。ここは山の中の一軒家で、通常の携帯電話は繋がらないし、電気も来ていない。本来の自然を満喫してもらえるだろうというコンセプトでね。自然を満喫して下さい、澄んだ空気と冷たい水と降り注ぐほどの星空を見て下さい、ってことで、これって大変贅沢なことだと思いますよね。でしょ。夕ご飯は山菜を中心に自然食溢れる料理で、全部をたいらげるには大変なボリュームだった。満腹で死にそう・・・・

※渡合(どあい)の名前の由来はその昔、険しい山並みを越えた長野県の王滝村の人々と岐阜県側の人々が潮などの物質をやりとりし、”渡し合って”いたことからつけた名前と言われている。

  温泉名:渡合温泉
  住所:岐阜県中津川市加子母渡合
  建物:木造2階建て
  泉質:アルカリ性炭酸泉 10.5℃ 加温
  効能: 神経痛、リウマチ、胃腸病、肝臓病、婦人病、呼吸器病、通風

 結局ですね、自家発電も22時にはストップするし、食後、もう一度温泉に浸かってお話をしても、それ以上することがなくなって20:30就寝。練炭コタツを真ん中にして、それを取り囲むように布団が敷かれるのね。すると足下がとてもポカポカというか、暑いくらいで、これはなかなかの知恵だなあ、と思った。 > Next

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