|
みなと区立エコプラザの開催する「森づくりプランナー講座」に参加している。今日は、第3回目となる『明治神宮の森』と題してレポートしよう。
第3回の目的は、「明治神宮は人の手で作られた森でありながら、武蔵野の郷土樹種によるきわめて原生林に近い森。この鎮守の森から、潜在自然植生の考え方を学ぶ。」のだ。
さて、弊社、『環境サポーターズ』からの参加は、Kじま課長、Hまださん、Tうげさん、ハット、Sだっち、Mやけ女史、Nとうさん、私の8名、JR原宿駅降りて、明治神宮はすぐ目の前だね。
今日の講師は、NPO法人『響』代表のHやしさん。響は、
①田んぼつくり
②ドングリ集め+ポット苗木つくり
③明治神宮の外国人向けガイドや海外への翻訳絵本の配布
を行っている。
明治神宮の森は70万㎡、約90年前、日本全国から365種、約10万本の献木と、のべ約11万人のボランティアの協力で作られた150年構想の人工の森なのですね。
|
|
ネットから言葉を借りると「日本人は古くから、神々は高い木の梢から地上に降りきて、草木や石、水などの自然物に宿ると考え、神社を建て、畏敬・崇拝し祭祀してきた。特にそのような神域にある森は、「鎮守の森」と呼ばれ、草木一つたりともみだりに伐採してはならないと、数百年、千年をかけて守られてきた」のだってね。
森づくりのフィールド視察はそうしたことを、自分の目で足で確かめましょ、ってことでね、探索が開始されたのだね。立地条件は原宿と代々木の大都会に有りながら、森を歩く僕たちはここが大都会の真ん中であることすら、忘れちゃう。しかし、森の上に突き立つように聳える高層ビル群を見ると、ああ、ここは東京なんだな、って気づく次第。
献木は365種、9万5559本にのぼり、もともとは御料地だった域内には、アカマツなどの樹木が残っていて、まずは早急に神社らしい趣きのある森を造る必要性があったため、設計者は、土地全体を用途や地形によって5区とその包囲帯にゾーニングし、天然更新による林相(森の形態や様相)の変化を、50年ごとに4段階に分けて構想し、150年後にはカシ、シイ、クスなどの常緑広葉樹による永遠の森となっているって凄いですねえ。
しっかりと計画立てて作られたんだね。
|
|
写真の中で判る範囲でコメントしますね。
10:10から約2時間探索をした。いいね、今度のんびりと過ごしたい、本でも読みながらねって感じたね。
P.S.終了後、弊社のメンバとエコの事務局の方、モアツリーズの方、他のメンバも数名含めて、代々木で開催されているマーケット、アースデイに乱入(おいおい、ちょっと大層な表現じゃないかい)し、僕は最後に餅つきに杵でこねられる人は?ってことで飛び入り参加したりね、都会でも自然を感じていい気分だっったね。
|
|