女の身嗜み
2008
11/7
金曜日

 時折、若い女性に多いのだけれど、薄手のスカートを身に纏い、例えば明るい太陽のもとで歩いていたり、逆行になった時、パンツから太ももから、露わに写っている時があるでしょ。

 おじさんにはウレシイ、ってのも0.1%位ないことはないのだけれども、あれっていただけない。恐らく、その女性は気付いていないのか、もしくは、男の視線を引こうとしているのか、ただの脳天気なのか、身嗜みの欠片もないと言わざるを得ない。

 少なくとも、ペチコートを下に着ける位の配慮ができないものだろうか。親はそういった事を教えないのだろうか。友達は、「あんた、パンツ丸写りだよ」と注意してやらないのだろうか。

 世にも不思議な現象だ。娘の△△△でさえ、幼稚園の頃からペチコートを付けさせられていたように思う。(なぁ、△△△)

 次、よく話題にされているのかもしれないが、電車の中で公衆の面前でする女性の化粧、化粧ってのは女性がすっぴんから、気合いを入れて、さあ、ヘンシンするのよ、男どもを虜にするのよ、って儀式だろ。

 夜更かしが祟り、朝ゆっくり寝たいのかもしれないし、家に鏡台とか化粧用の鏡がないのかもしれないし、時間を効率よく使うには電車の中で化けるのがてっとり早いと思っているのかもしれないし、よく判らない。

 それは、公衆トイレでクソをするのに、ドアをフルオープンしているようなものですよ、女性として羞恥心とか、恥じらいとか、周りの目が気にならないのだろうか。

 以前は、出先で化粧を直したい、食後に紅を引き直したい、親しき仲でも、「ちょっと失礼」と言って化粧室・洗面台でリメイクするのが普通じゃないのか。

 それで、そういった女性陣に限って、「ああた、化粧してもビフォア/アフタで特に変化ないよ」って手合いが多い。

 あまりにも周りの事が気にならなさすぎる傾向がある。「あの子もやってるから、私だって、いいじゃない、何も迷惑かけてないじゃない・・・」

 違うぞ。

 身嗜みを、礼儀をわきまえたオトナの女は人様の前で、化粧はしない。

 いくら塗りたくっても、内面から滲み出る、精神的に健康で、朗らかな笑顔には勝てないと思うけれどね。

 女は儀式の一つとして、朝、ゆっくりと大きな鏡に自分を映しては、厳かに時間をかけて、化けて欲しいものである。

 そういった女に男は弱いものだ。 
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