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今日のブログは思い出に浸るけれどいいかな。
走馬燈のように思い出は溢れるけれど、過去に戻ることは不可能ってことね。戻りたくとも戻る路はないのだよね。(当然だろ)
前進前進、突き進むのみですね。
ちょっと時計の針を逆回転させて、21年前の今日、当時の僕たちに初めて授かった子供が誕生した。
出産に立ち会った僕は心が震えるほど感動して、未だにこの感動を超えられるものがないほどうれしかったし、生命の誕生ってなんと不思議なんだろうって神秘を感じたし、信心深くない宗教観のない僕に、神様、仏様、ありがとう、って心から感謝もした。
愛しあって愛に育まれ誕生したんだね。
今、手元に子供の思い出の品はないけれど、唯一ネガフィルムがあったからデジカメで撮ってネガ反転してみた。 |
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名前は彼女が、「”□□□”って名前にしたい」とずっと暖めていた名前で、僕は出産までに辞書と格闘しながら”げん”と”き”の読みの漢字を抜き出して、ああだ、こうだと悩みながら、楽しみながら考えた。
個性的で誰も命名してないだろう、どうじゃ、って気分だったね。
僕たちは5年前に破局を迎え離婚をした。□□は中学3年、娘の△△△は中学1年になったばかりだった。
今はK□□大学の3年生、高校3年の秋以来、3年ほど会ってないのだけどね、理由はあまり言いたくないし、仲たがいをして会わないわけじゃない、□□が決心したことでね、この場ではその訳は触れないでおく。
□□が高校1年の終わり頃、そっと遊びに行ったんだね、「パパ、ジョナサンじゃなくて今日ママいないから、家においでよ」って僕もノコノコ出かけていったね。 |
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TVゲームを卒業し半年前からギターに熱を上げていた□□は、イングヴェイやAngraに夢中で、CDを再生しながら、完コピのギターを数曲聞かせてくれたね。
さんざん子供の頃から両親がロック漬けにしてきたのに、見向きもしなかったのに、突然変異かな、やっとロックに目覚めたか、ってことかな。
でね、センスがいいんだね、上手いと思うものね、あれから更に進歩したんだろうね、たぶん。
僕のところに夏休み遊びに来た折りにはお茶の水のギター街を二人であちらこちらと探索したね。
ポール・ギルバートのライブに渋谷クワトロへ行ったね。一心にギターを見つめてたね、食い入るようにね。
とても思いやりがあり、優しく素直に育ってくれたって思うね、躾は前妻のお陰だと心から思ってる。 |
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