プロパガンダ 2008
10/21
火曜日
 京都出張二日目、今日も穏やかでいい気候でしたね。日付表示を変えてみた、センスいい・・・(実はとあるサイトを参考にさせてもらった)

 山本一力さん贔屓で僕には6冊目となった『蒼龍』を読み終えた。5篇で綴られ、しんみり、じんと心が温かくなるね。ホロッとさせちゃってくれたりもする。ほんと、パワーをくれる本ですよ。

 ノートPCに貯めておいた映画『大いなる謀』をホテルで見た。「予告編」どうぞ。

 プロパガンダって意味は、”宣伝。特に、ある政治的意図のもとに主義や思想を強調する宣伝。”ってことだけれど、プロパガンダ的とも言えなくもない映画ですけどね、政治家・ジャーナリスト・大学教授・若者、それぞれ野望や信念・信条、可能性、アメリカが抱える闇・・・・・、ま、僕には’アメリカとは何ぞや’と言われても、世界観も宗教観も狭いわけだから、~~ですよ、なんて語ることも出来ないけれどね。立場・ところ変われば主義・主張も変わる。

 考えることをテーマとして残して、後味がすっきり、ああおもしろかった的な映画ではない。テーマが重いけどね、僕はこんな映画も嫌いじゃないね。

 アメリカが抱えるテロへの恐怖、世界のリーダシップたらんとする虚栄心、正義とは? 欺瞞吹き荒れる世の中。国民への信望を得たい政治家、事実を伝えることが捻じ曲がっているのかと自問するジャーナリスト、良い暮らしを得るため、火中の栗を拾うことをしない若者、将来有望な若者に夢を託したいとする教授、それぞれ心の葛藤がよく出ていると思うけどね。
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