2008年7月20日(日) 
 ピーターラビットの”ミス・ポター”を観て

 昨日から、ダウングレードしたHPの小型ノートPC Mini2331がすごぶる調子がいい。僕の手にかかれば、ちょちょいのちょいな、なんて自慢こいてしまう。

 なのでね、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を読み終えたので、DVD Shrinkで今年2月にレンタルで借りたDVDをハード・ディスクに入れあった『ミス・ポター』をノートPCにコピーして、デニーズで観た。

 ユアン・マクレガーって役者、好きだな。実にいいね。純粋そのもの。

 ピーターラビットの思い出と言えば、あれだね、過去の事を、ぐちゃくぎゃ言うのって男らしくない(この定義も曖昧だけど)けどね、まあ、軽く聞き流せ、いい? 結婚式を済ませた僕たちの手元にお祝い金が20万近く余ったのね、何せ結婚式に7万円しかかけなかったし。で、今でも定番だろうけれど、WEDGWOODのピーラビットの食器を買ったのね、プレートやらボウルやら、マグやら、ティーポットなんか。今でも僕が単身をしたときに家から持ち込んで使ってるものね。

 もう一つ、子供が小さいときにレーザーディスクでビアトクリス・ポターの物語を子供達に見せた。特に娘はお気に入りで、小さな本も大事にしていたね。

 今でも手元にあるLDはね、アニメだけれど、原本の絵本にとても忠実でコマ落としじゃなくて、ちゃんと24フレーム忠実に作られたアニメでね、
(1)THE TALE OF SAMUEL WHISKERS(ひげのサムエルのおはなし)
(2)THE TALE OF TOM KITTEN AND JEMIMA PUDDLE~DUCK(こねことトムとあひるのジマイマのおはなし)
(3)THE TALE OF PETER RABBIT BENJAMIN BUNNY(ピーターラビットとベンジャミンバニーのおはなし)

がある。壇ふみさんがナレーションをしていて清々しいね。10回位は観ただろうけど。
 それと娘の△△△のためにと前妻が彼女が生まれた1989年から毎年、ピーターラビットのクリスマスプレートを買ってね、クリスマスの時期は予約したプレートを受け取りにいくのと娘の笑顔が楽しみだったね、前妻は、今でもクリスマスプレートを買ってるだろうか、いつか、大きくなったら、二十数枚になってるだろう、このプレートを嫁ぐ娘に持たせてやりたい、なんて純粋に思ってましたね。

 さて、本題の映画、絵が超キレイ、インテリアもすばらしいけれど、湖水地方の何とも言えぬ自然な感じがいい。観ているだけで、涙が出るほど美しいですね。

 でもね、みんなミテクレだけで何もかもすばらしいなんて思っちゃいけないのよ、基本は不便だし、自分で何でもする覚悟がないと住めないだろうね、あと、豚さんだって牛さんだって、馬さんだって糞をするから、臭いのよ、この風味を超天然パフュームと感じられない人には無理ですね、不便さが贅沢、何もかも自分ですることの贅沢さ、人に頼らず、自分でこなす、これがいいんだな、その代わりといっちゃ何だけれど、見返りとして享受できる充実感や自然の中で自分も生かしてもらってるシアワセを感じ取れるんじゃなかろうか、なんて思うね。


今はこのDVDがリリースされているみたい。
ピーターラビットとベンジャミンバニーのおはなし 「こねこのトムとあひるのジマイマのおはなし」&「ひげのサムエルのおはなし」

 ああ、こんなところへ行って、農業やって、星空を眺めながら暮らしたい、絶対、そうしたい、と思っている。何をセカセカ見栄を張った、隣近所と世間体を気にしながら自分の相対位置を確認しながら、生きていく意味があるのか、って思うね。

 乳搾りは見よう見まねで出来るな、慣れればバターだってチーズだって作れるし、必死になれば何もできないなんてことはない。その気になるか、ならないかの違いでしょ。

 ただ、気になることがあるな、財源だ、サラリーマンみたく一定収入がなくなる、何をすればいい? まずは牧場なんかで雇って貰う。いろいろ傷んだ家や内装の修理をする、これはやれそうな気がするな。

 ここ湖水地方はナショナルトラストの管理下にあるから、針金使うのも何の#番線とか、事細かく取り決めもあるしね、まして、イングランドの階級制度が厳しい中で、よそ者が住めるんだろうか、なんて思う段階で負けてるな、そうそう、湖水地方に松を植えて植林活動をするか、えぇ、そんな必要ないの、あっ、そう。でも生きていくだけなら何とでもなりそうだよね。

P.S.昨日、今日と福栄二丁目自治会の「納涼夏祭り」があって、早い話、盆踊り大会で、ビールとか、焼きそば、焼き鳥を食べた。近所のおばさんが来年手伝って、って言うし、隣のたまに僕にすり寄ってきては話をするおじさんはビールを驕ってくれるし、意外と皆さん親切なんですね。いい人ばっかりだね。


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