2008年6月18日(水)

『メインフレーマー』への哀愁と『夜の銀座』
 今日は、有給年次休暇を頂いた。午前中はデニーズで読書没頭、「国の競争優位(上)」、遅々として進まず、まず、この本、重い、手に持って読めないから、机の上に置いて図書館で読む感じね、集中力が30分位で切れる、面白くて笑える本じゃないしね。

 気分転換に、横山秀夫の「動機」を一篇、これは唸る、相変わらず人が描けているね。

 午後から、元上司、今でも陰の司令塔、浜田ボスから、先日誘われていたCLC社のセミナーに参加した。しかし、新宿のヒルトン東京まで出かけたけど、もう夏ですね。暑い、スーツにまとわりつくねっとり感。まあ、仕方ない。

 講演は途中から、Next Generation Mainframe VTL Technology for Today and Byond、講演したのはBUS-TECH社のPratt Parrish氏、同時通訳付きでね、僕はどちらかというとメインフレーム育ちなので、IBM中心に7.5年、手を動かしてシステム構築・ジェネレーションしてきたので、こういった話はとてもリアルにイメージ出来るのね、時折、IBMや富士通の元CUSTOMメンバと今時のMainframeの話をするけれどね、大きくアーキテクチャーは進化していなくて、パラメータレベルの話をしても、「いっしょじゃん」ってくらい変化してない。なので、何時でもメインフレームのシステム開発の方式・基盤部分・構築・カスタマイズはやれる自信があるな、逆にもう一度メインフレームをやりたい気持ちは強いね、正直。

 今日聴いた話の要約は従来メカニックなテープドライブをバックアップやらバッチ処理要求で使っている、今もかなりのユーザは使っているのだけれど、これを仮想的にディスク装置へ仮想マウントして、使いましょう、エミュレータ使ってね、オール・ディスクのドラマチックな世界ね。もうハンドリングなんて過去の遺物じゃ、ってことに世の中向かっていくのでしょうね。でも新しい概念じゃなくて、従来からあるのだけれど、新しいソリューションとしてMDLシリーズのファミリーがH/W、S/Wってのがあってね、従来のメカニカルトラブル、マウントしてテープを読み込んで初めてエラーが判るなんて悲劇や、マウントまでの時間、それよりデバイス競合により使えるデバイスが空いていないとかね、いろいろ大変なこともあって、ここいらは凄く判るし、経験した話だけれど、これらを一挙に回避が出来る。
 テープメディアのようなシーケンシャルじゃなく、ランダムアクセス可能、ディスクのCacheの効能や、RAIDもまぶせるし、暗号化だって出来る、だから読み込み時点のエラーも発覚もないし、仮想ドライブだから、マウントなんて一瞬、256driveまでconfig出来るし、オンサイト以外のオフサイトでもWAN/IP介在してディダスター措置も出来るし、リモートサイトも構築しちゃえばね、既存のオープン系の他ベンダのディスクとも融合出来る、その繋ぎをするのがMDLファミリーってことです。(お前、全然、何か判らんぞ)

 まあ、世の中進んできたんだな、でも基本概念は変わっていないな、と感じましたね。IBM Mainframe System zやりたいな、なんてね、思った次第。

 17:30から懇親会もあって、CUSTOM時代にコンピュウェア、その後、EMCにいらっしゃったSみずさんとも偶然お会いして話が出来た。また白のブラウスに真紅のロングスカートが目に沁みるコンパニオンさんとも楽しくお話しして、いっぱい食べて栄養補給できたね、でボスや僕がいるテーブルにコンパニオンさん、入れ替わり立ち替わりしょっちゅう料理とか持って来たり、様子見に来てくれるんですよね、贔屓目にみても他のテーブルより断然多い。何故か、それは会話が楽しいからね、爆笑しまくりだし。まあ、笑わすテクニックはお互い百戦錬磨だし、下ネタ世界を突っ込んでも全然ねちっとしないのですよ、サラサラって洒落っ気を交えるとね、だからみんな吸い寄せられちゃう。ああぁ、満腹満腹。

※左から浜田ボス、私、Sみずさん、Sみずさんの奥さんはアメリカ女性、娘さんがもうじきアメリカの弁護士見習い中の方と結婚する、オメデトウ、彼は英語堪能、「アメリカに住んじゃえばいいのに?」ってフェイントかけると美味しい魚がどうしてもないって、それが辛いだって。
   19時前に捌けたので、浜田ボスと二人、夜の銀座に繰り出した。ボスはね、もう68歳だけど、背中に鉄板を貼り付けたようなシャキッとした姿勢、全然ぼけてこない、会話も知識も機知で、人脈抱負、銀座はボス以外の人とクラブやスナックは行ったことがないけれど、ボスが行くとね、ママさんもホステスさんも満面笑顔となるのね、作り笑顔・商売笑顔じゃなくてね、何故か、っていうと【粋】な人だから、なんてのかな、この世界の流儀やらしきたりやら判っているし、相手に対する心遣いが出来てるのね、でも馬鹿話もシモネタも全開、かといったら株や経済の話もするし、まあ、七変化なんです、ウィットな会話ってことね、だからみんな超リラックスするわけ。

 何度か目なのでママさんも、「あ~ら、お久しぶり」となって、で、ここのママさんもお話好きでね、ホステスのヒロミさんも170cm、スレンダーだけれど出るとこ出てる((^_^;)、スポーツ万能、目元涼しく、笑顔も素敵、で、僕はファンになっちゃいましたね、彼女の。

 世の中の事件含めて、議論したり、後半はカラオケ合戦、ボスはお客さんから石原裕次郎のリクエストを受けて歌ったり、僕も音程外しまくりで何曲か歌って、ヒロミさんも爽やかに歌って、みんなで平和な一時を過ごしたのでした。オシマイ。

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