2008年6月15日(日) 
美輪明宏さんの「霊ナァンテコワクナイノヨー」を読んで。

 今日、美輪明宏さん書き下ろしの『霊ナァンテコワクナイノヨー』を読んだ。ふーむ、面白いな。頭に自然に吸い込まれるように判りやすくて一気に読み終えちゃいました。

 人間は頑迷だから、自分が体験していないこと、科学的や、論理的でないことは「信じない」「なかったことにする」傾向はあるのでしょうね。でも突き詰めると、そんなに科学的根拠や理路整然と「こうだから、こう考える」って人も希有なことも事実でしょう。

 『自分が自分を信じられないのに、人を信じるなんてできるわけがないのです。まず人間を信じたい、信じられたいと思うのならば、自分自身を信じられる人間に仕立て上げるということがまず第一です。自分を信じられる人が、初めて人を信じる資格を持てるということなどだと思います。』とある。ふーむ、的を射たことをおっしゃる。

 『キリストもお釈迦もみんな身の上相談の回答者だったのに、今の宗教は、なぜああ勿体ぶってキンキラ偉そぶるのでしょう』とも。

 霊というのは普通の人には見えないから、見えないものは信じないという人間の性癖で、肉眼で見えるものだけを信ずるのが普通だと、それはそうだけれども、人でもモノでもすべては<心眼>で見るように習慣づけられればいいとも。

 常識と真理の違い・・
 霊魂とは
 因縁、因果、カルマ、宿業とは
 肉体の使用期限・・
 何故前世の記憶がないのか?
 運命の車は回る・・とは?
 罪障消滅・・
 輪廻転生
 徳とは?
 慈悲の心とは?
 霊のチャネル?
 プラスの霊、マイナスの霊
 時空を超えるって?
 真の信仰とは?
 宿命と運命の違いは?
 悪事千里を走る
 他人の不幸は蜜の味
 九星気学
 四柱推命
 占星術
 運を付ける四つの項目とは?

単行本: 317ページ
出版社: PARCO出版 (2004/4/10)
ISBN-10: 4891946830
ISBN-13: 978-4891946838
発売日: 2004/4/10

 塔婆供養
 墓参りの大事さ
 真の開運とは?
 気学・方位学の活用
 衰運・盛運 厄落とし
 守護霊と守護神
 何妙法蓮華経
 南無阿弥陀仏
 宇宙の新羅万象
 自力本願
 等々・・・・

 先祖は大事にお墓参りもちゃんとしようと改めて思ったし基本中の基本でもあるのですよね。

 また、偶然と迷信と因縁とを一緒くたに考えてはダメとも。

 輪廻転生では、エドガー・ケイシーに詳しいと美輪さんも紹介されていますけど、この本は僕も数冊読んで、こういった考えを自然に素直に受け止めれば、人生とっても楽になると思いますね、事実、今僕は楽ですもの、毎日が楽しくて日々輝いている感じがしているし、周りの人々もとても暖かいですしね。悪の人はいないものね。出来ないことはないと自信も生まれる、実際出来ているかどうかは別問題だけれどね。
 あと、美輪明宏さんの霊体験、どうやって自分が霊を身近に、人様のことを言い当てたり、助けたりすることができるようになった経緯や、数知れぬ体験談から、説得力のある、とても判りやすい表現で、読んで絶対損はしませんね。お勧め、★5つだと思います。

 美輪さんの「人生ノート」、「ああ正負の法則」も含めて読まれるといいのじゃないかな、エドガー・ケイシーの「転生の秘密」も、是非一読されると、メカラウロコだと思います。

 世の中、理屈だけじゃ、腑に落ちないことも多いでしょう。すべての原因の根底には自分から発している、ただの偶然もあるけれど、そうじゃない部分も多いでしょ。何かと人のせいにしたり、妬んだり、恨んだり・・・アサハカなこと。

 
それでね、素直で、謙虚に感謝の気持ちを忘れず、穏やかに、笑顔で、私利私欲に走らず、人様に迷惑を掛けず、腹八分で、自分が好きで、自分を尊敬出来る、一番信じられる存在でありたいと、心から改めて思い直した、そんな気持ちにさせてくれるいい本ですね。



出版社/著者からの内容紹介
 「霊が人間の生活にどういう影響を与えているか…」 霊界早わかり! ホントは怖い霊の世界。怖がらずに生きていくために、 本当の幸せを知るために、この本をお読みください。 ベストセラーとなった『人生ノート』『ああ正負の法則』に続く、書き下ろし第三弾。 霊界と人間界のしくみから、霊的なことを踏まえた開運法、 美輪氏の体験談、不思議な話・お化けの話まで。 人間の本当の幸せとは… 霊を怖がらずに生きるには… すべての答えがここにあります。

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