※YouTubeの動画はアカウント削除、ユーザ削除、著作権侵害等の理由により存在しない動画が多いため削除しました。(2011/10/19) 2008年6月21日(土)

♪ THE BEATLES / A HARD DAY'S NIGHT♪
(ア・ハード・デイズ・ナイト/ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ!)

 公式アルバム、映画にもなったサード・アルバム、英国で1964/07/10、日本では1964/09/05にリリースされたA HARD DAYS NIGHT。
全曲オリジナル、唯一リンゴ・スターのヴォーカルがないアルバムでもある。
折しも♪抱きしめたい♪がアメリかを席巻し、世界にビートルズ旋風、ビートルマニアが吹き荒れる中、ミュージックシーンで実質世界の頂点を極めた頃だった。

全体に統一感があり、フォーク・ロック先取りもあり、全体が甘酸っぱく、ロマンティックな風合いがあり、全曲外れがない。

当時は今のようにVIDEOもなければDVDもない時代、彼らの動く姿を見るのはテレビか映画でしかなかった。

動くビートルズをこの映画で初めて見た方も多いのだそうだ。ライブで絶叫するファンがこの映画からも見てとれる。

A面(#1-#7)が主に映画で使われている。どれも素敵だ。

一曲選ぶとすれば、ANY TIME AT ALLを挙げたい。

ジョンは、自分の声をあまり好きではないのか、コンプレックスを感じていたのか、変えたくて仕方なかったと何かの書物で読んだことがある。実験的に試行錯誤を繰り返すのだが、デビューアルバムからヘルプまでのシャウト時代が続いている。
ジョンの声は、ダブルトラック(ヴォーカルを2回オーヴァー・ダブの重ね録りの手法、二枚舌とも言われている)されることが多いが、凡人には真似できない声質だろう。

 後期のアルバムではジョンの声質も変化をみせている。


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