2008年3月23日(日) 

★HOFNER 500/1 CAVERN '61 ELECTRICBASS GUITAR★

 本屋で、ひらめいて、Private Siteの色を変えてみようと思い立った。

 メインカラー、ポイントカラー、バックグラウンド(背景)カラー、サブカラーに統一感を持たせたい。

 基本色は、シルバー、ゴールド、ピンクゴールド、背景も真っ黒じゃなく、少しR(赤)を混ぜてあるのですよ。

 で、できたのが、ブログのトップやプライベートサイト、で、そのサイトのトップに、今は手元にない、ヘフナーのバイオリンベースの写真をセピアにして貼り付けた。

 センスいいねえ。僕って・・・

 今日は、タイトルにある、ビートルズ・ベースと呼ばれている、キャバーン限定モデルの話をしましょう。

で、養育費が支払えない苦しい時に金欠でBASSは売りさばいてしまった。 VOXのBASSアンプも。

 まあ、仕方ないな。いつかは、また、手に入れたい。ゲットした時より、高く落札されたのだけどね。
 ポール・マッカートニー、ビートルズファンなら絶対あこがれのヘフナーバイオリンベース。

 キャバーン61は、ザ・ビートルズが活動初期の頃演奏した、リバプールのクラブ・ハウスから名付けられたのですよ。

 フラットバック・ボディ、ダイヤモンド・ピックアップ、センターよりのリア・ピックアップ、オールド・ヘフナー・ロゴ、少し太めのネック・シェイプが特徴ですね。

 カラーリングも軽めで虎目模様が本当に美しい(かった)。

 これはHofnerが1994年から500本限定生産したモデルで、ポールはこのベースを1961年に入手し、デビュー後の1963年秋頃まで主に使用したんだ。

 このモデルはなぜか紛失してしまう不運な運命だったんだ。


Q.初代のビートルズのベーシストは?
 横道に逸れるけど、THE BEATLESの初代ベーシストはスチュワート・サトクリフ、彼は、ビートルズの一員としてドイツ、ハンブルク遠征時代、現地、ドイツ人のカメラマン、アストリッド・キルヒャーと恋に堕ちたのね。

 元々ジョンに勧められバンドマンとなったスチュは音楽的センスというか、才能はそれほどでもなく、むしろリバプール時代から熱心であった美術の道に進みたかった。そして有名になることを望まず、ドイツで美術の学校に進んだんだ、奨学金をもらってね。で、ベースのいないビートルズはその穴埋めとしてオールラウンドプレイヤーのPAUL McCARTNEYがベースを担当する、ご存じのとおり。

 当時、ハンブルグでレフトハンド、且つフェンダーに比べそれほど高価でもなかったヘフナーのモデルを手に入れてね。(まさにこの限定販売キャバーンモデル)

 この出来事がなければ、バイオリンベースとしてこれほど世界で有名な楽器になることはなかったかもしれませんね。

 数回目のハンブルグ巡業に戻ったビートルズ、迎えに来るはずのにスチュの姿は既になかった。

 スチュワート・サトクリフは、若くして、不幸にも脳内出血で死んだ。彼は才能あふれる芸術家だったと思う。10数年前、日本でもスチュワート・サトクリフの展覧会が公開されましたね、僕も観に行き、心を打たれたものです。(1962/4/10没)


<仕様>    
ボディ : ジャーマン・スプルース・トップ、フレイム・メイプル・サイド/バック
ネック : 3ピース(メイプル/メイプル)
指板 : ローズ、22フレット
インレイ : ドッド/マザー・オブ・パール
スケール : 30インチ・(76cm)
ナット幅 : 1+2/3インチ・(42mm)
糸巻き : ヘフナー 61/74B (2連式)
ブリッジ : エボニー・ヘフナー72/20B (可動式メタル・サドル方式)
テールピース : トラピズ・タイプ(ブラス製)ヘフナー62/30
ピックガード : セルロイド/パール・カラー ヘフナー65/36-P
ピックアップ : “ダイヤモンド“ハムバッカー ヘフナー510B
コントロール : 2ボリューム、2オン/オフ・スイッチ、リズム/ソロ切替
ハードウェア : ニッケル鍍金
カラー : アンティーク・ブラウン・サンバースト
ハードケース付 : ヘフナー 3059
定価 :  廃 番

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