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さてさて、今日はDAT(DIGITAL AUDIO TAPE)について語ろうと思う。2/12にまったり・ゆったり動くオープンテープデッキの紹介&クリーニングについて触れた。古風なアンティークなクラシカルなアナログなモノがお好きとお思いでしょうが、ちゃんと最新技術にも追従していっているってことをマスターベーション的に述べておく必要があるのでは、との理由から・・・(言い訳がましいぞ、おまえ)
デジタル理論でもぶちかましてやろう、量子化とはなんぞや、なんて言い出したら止まらない(出来ないんだろ)から、一般市民には辛くて理解に苦しむだろうから、今日はこの辺りで勘弁しておこうかな。どこかの機会に譲るとして。 さて、鳴り物入り?で夢のオーディオ製品として確か80年台後半に民生用にも投入されたんだけど、紆余曲折と、違う波を被ってDATの寿命は短かったな。今、仕事でUNIXサーバの単体ドライブ装置としてDAT72なんか使われているけれど、一般オーディオ市場での繁栄は遂に成し得なかったなかったんだよね、このディジタルオーディオテープは。 何故か? 第一、SCMSっていうシリアルコピーマネジメントシステムはCDの音源を音質劣化せずにデジタル録音が出来るのが第一世代だけ、1回こっきりだった。デジタル信号のまま録音した(第一世代の)テープからデジタル信号のまま録音(デジタルコピー)することは出来なかったんだよね、技術的な問題じゃなく、著作権やら、各社のしがらみやら、いろいろあったのだろうね。出だしの1987の初期民生用モデルはこのSCMSすらなかった。ようやくSCMSも1990年になって発売された。業務用はそいういった足枷がなかったため、録音・スタジオではもてはやされることになったのだけどね。まず、これが普及に待ったをかけたんじゃないのかな、と思う理由のひとつ。 第二、92年にはMD(ミニディスク)が発売となって若者には扱いやすいし、コンパクトだし、どっちを使う、といったらMDに軍配があがるでしょうね、これも普及促進には不利だったと思うね。もっと違う理由もあるのだろうけれど、カセットテープに較べて随分寿命が短かったことは確かだね。
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【1台目】 SONY TCD-D3 僕も90年台初頭にSONYのデンスケ、DATウォークマンを買った。実際聞くのはCDが多かったり、通勤にフルチャージしても往復再生できなかったりで自然と使う頻度が少なくなった感じですかね。当時はまだCD−RにCOPYする世の中じゃなかったから、お安く個人で楽しむため、CDレンタルしたものをDATにデジタル録音して楽しむのが主な利用用途だったね。今、持ってるDATテープは、♪Guns N' Roses♪や♪Yngwie Malmsteen♪や♪Gary Moore♪、♪MR.BIG♪などが手元にあって、ああ懐かしいって感じですね。でも、未だに現役で録再できるし、月に一回は通電して再生して現状維持をしている位だな、今は。
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【2台目】 SONY DTC-57ES このDATも時折、通電して現状維持してやる。それとCDレンタルした時の一時的に録音しておく。思い出したとき、急に遊んであげたいって時があるな。
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