省吾の自慰的ブログ
SHOGO's weblog of masturbation
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ブラインドタッチとキーボードと単語登録の相関関係における自己考察(風)

◆ブラインドタッチ◆
 自慢するけど、僕は超ブラインドタッチが出来る。このブラインドタッチは中学2年生の時にマスターした。3つ上(学年は2つ上)の姉が商業高校で教材として無条件購入させられたSILVER社のパチパチって紙を直接叩きつける英文タイプライターが家の姉の部屋あったからだ。何でも珍しいモノに飛びついてしまう僕は興味津々で、姉に内緒で、姉がいない間にそっと持ち出しては練習した。ブラインドタッチをマスターするポケットサイズの本も付いていた。手の置き方から順追ってアルファベットをステップアップしながら練習できるようになっていた。電動じゃなくて手動(マンパワー)の安物だった。一週間もあればマスターできるものである。今でも僕の手元にあるんですよ。(姉は高校卒業と同時に一切使っていなかったからね) これで中学生だった僕は、英語が好きだったので(中学までは)、英語の本をバインダーノートに3行置きにタイプして、日本語訳をその行間に手書きできるようにしていた。
 手動タイプライターを使ってキレイに仕上げるための”コツ”は印字の濃淡でね、例えば、.GとかHとかは人差し指だから打鍵(ストローク)も強く打てるからいいのだけれど、「パチッ」って強烈な音でね、でも、ZやXやピリオドや?なんかの小指や薬指を使う部分、特に一番下の横一列ですね、それはどうしてもストロークの力が弱くて、紙にタイプされると薄くなってしまうのですよね、で、どうする? 小指・中指は力を込めて「ばちっつ」と打ち付けるようにする。指の筋トレをする、これはジョークだけど、意識的に強く叩くのですよ。最初は手が外側に跳ねるみたいになるけれど、場数をこなすと人差し指や他の指は静かに所定のキーボードの上にアイドリングしていながら、次の出番に備えて小休止をしている間に小指だけが、さあ、仕事だ、それ行け、ってZや?のキーに飛び乗ってくれる感じかな。そうこうしているうちに段々上手になって全体が同じ濃さに仕上がるようになる。そのおかげでどうなったか? 未だにキーボードを叩きつけるようにストロークしてしまう癖が抜けきれないでいる。キーボードが壊れちゃう位に強いチカラになっているので、仕事中だと普通の方に較べて打鍵音が「ウルサイ」かもしれない。(「実際、おまえのキーボード操作はうるさいわ」、ってもう一人の心の僕がしゃべる) 無駄口も多いと言われるのに、静かにタイプしているフリをしている時もウルサイのだから、困りはてたものだねえ。
 手動タイプライター(一発勝負型)を使っているときのタイプミスはどうするか?→バックスペースで戻って同じキャラクタを2度強めに打ち付けておく。後で消しゴムで軽くなぞると大体目立たなくなる、誰に教えて貰った訳じゃなくてすべて自己流だけどね。

 電電入社後、NTT民営化後、ブラインドタッチが出来る人は、まだ少なかった、僕の周りには。(今ではほとんどの人がプラインドタッチが出来るから、自慢にもならないけれど。) それで、ブラインドタッチが出来る人がいると、親しいやつに僕はよく挑戦状を叩きつけた。何をする? A〜Zを間違いなく何秒でタイプできるかを競うのである。ストップウォッチ的にね、僕はコンスタントに5秒台だ。でも普段ならミスも少ないのに、そういった時に限ってタイプミスをしてしまい破れることもある。”本番には強い。”と思っているのだけどね。 「もう一回やろか。」ってリベンジもする。 でもまた破れる。悔しい・・・・だ。
 それと知ってますか?タイプスピードを上げるのは、例えば、次の単語が THE だとすると、Tのない右手でスペースバーを使う、次の単語が YOUだとすると、Yのない左手でスペースバーを使う、つまり次の単語が何が来るか意識しながらブラインドタッチと併用したスペース送りが処理速度を上げるコツだってことです。(知っとるわい、そんなこと、かな)


◆お勧めキーボード◆
 パソコンを使う上でキーボード入力は必須だ。道具はいい物を使いたい。それは「高価」だってことではなく、自分にフィットするものを見つけ、そして壊れても修理して使い続け、そうすることで、そのモノに対して愛着を込めていくって感じかな。話が逸れるけど、大工さんがカンナやノミを、仕事前に時間をかけて手入れすることや、自分の道具は人には絶対貸さない、って考え方が好きだ。 「道具君、君のおかげでいい仕事をさせてもらえるんだ、ありがとう、感謝、感謝。」ってことですよね。 なので、僕の持ち物すべてに愛着と愛情を感じるし、大事に扱っている。
 さて、前振りがいつものように長い。(いいんじゃない、どうせ誰も読まないんだし、マスターベーションのブログなんだから、ね) 僕が前プロジェクトで同じチームだった三島さんっていう優秀な東海のSEから教えて貰い購入したキーボードがある。普通のキーボードに較べて値が少し張るが、使い出すと他のキーボードが使えなくなるくらい、驚愕の優れものを紹介しておこう。
 Topreって会社のRealforceシリーズがそれだ。家では白いUSBタイプの106を、会社ではブラックの106UB(PJ0800)を使っている。
 何が違うのか? →キーの荷重(キーを押す重さ)がキー毎に変えてある。主要部分が45g、小指が30g、一般のキーボードは全キーが50-60g、スプリングが入っていない静電容量無接点のスイッチ方式。
だから
  (1)タッチ感が全アルファベット並びで統一感がある。(僕には上記理由で人様より小指の力は強いのだけれど・・・)
  (2)タイプ後の反動(戻り)挙動時の指へ伝わる感触が、明らかに一般キーボードに比して、戻りの荷重が重いので、ストロークがとても短く感じる。
  (3)打鍵の音が違う。 (サクサクっていえばいいのかな。)
その心地よさが脳への良い刺激となって打てば打つほど、益々タイプしたくなるから不思議だ。知る人ぞ知る、使い出すと他のキーボードが使えない、後戻りできない、って感じになる。機会があれば是非、「触れること」をお勧めしたい。



 
   【自宅用】                                                         【会社用】

◆辞書の単語登録◆
 さて、ようやく日本語変換の話にたどり着こうとしているのだけど、ATOKっていう日本語変換システムを使っている。販売元・本社は僕と同郷である徳島生まれの株式会社ジャストシステムだから、って理由も10%位はあるが、マイクロソフトのIMEがあまりにもお粗末なのが大きな理由だ。このATOKは20数年前、一太郎を使っていたとき以来、ご無沙汰していて昨秋から、お世話になっている。

 いよいよ、本題に入る。日本語変換を自分流に使いこなすのは”学習機能”とこまめな”単語登録”に尽きるのではないのか、と思う。

No.   掟 こんなことを言いたい 
 1 変換に時間がかかりそうな単語は即登録せよ!
タイプミスしやすい英語系/製品名系も単語登録せよ!
その都度、時間が無くても忙しくても登録する、それが後々自分を楽にしてくれる近道だと心に誓おう。
IT業界で口に糊する以上、製品名(特に大文字/小文字を意識した英語的登録商標名のものは気を使え、絶対間違えるな!間違えないよう単語登録せよ。
 2 shiftキーを叩く時間を割愛せよ! shiftキーを押下しながら決定するキャラクターも僕には時間の無駄だ。”くえ”→(変換)→?、”すら”→(変換)→/、よく使う”【”や”】”は、”かは”(っこじまりって自分が覚えやすいセンテンスにして)、”】”は”かお”(っこしまい)で変換する等、工夫せよ。
 3 短縮登録し、時間の無駄を省け! 挨拶文、対外的な組織名の長い方や、失礼があってはならないお得意様は、”名前+さん”(※さん付けにして変換すると一般的な方と混同しないって自分の中での約束事にしてある) →(変換)→で、会社名+組織名+名前まで一気に変換かけてしまうとか知恵を出せ。要は自分が判れば何でもよのだから。
 例えば短縮系で登録してある莫大な僕の辞書の一例を紹介すると、
  「へいそ」→(変換)→「平素より格別のご配慮を賜り誠にありがとうごさいます。」、「平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。」が変換候補の頭にくる。
  「まずは」→(変換) →@まずはご一報いたします。
               Aまずはお知らせします。
               Bまずはご返事いたします。
               Cまずはお願いいたします。
               Dまずはご照会いたします。
               Eまずはご案内いたします。
               Fまずはご挨拶いたします。
               Gまずはご通知いたします。
の8パターンを登録してある。
参考 変換例
入力  変換後 
 あんさ
※インラインでコメントする場合に利用
A.==> 
しゅく  <宿:> 
せん
※体裁整えとして、ラインを入れる癖が僕にはあるな。   
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 ============< Original Begin >================
 =============< Original End >=================
┌───────────────────────────┐
└───────────────────────────┘
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
さん
※注目させたい等、ここだけは見れって時
▼↓↓
▼    ▼    ▼    ▼
▼▼▼

IME時代から積み上げたものを含めて今時点で1000強が単語登録している。そうして、自分による、自分だけのオリジナリティ溢れる、自分のための辞書を徐々に、段階的に強くしていくのがいい。

【アフターフォロー】
 同期処理として、会社の自分の辞書は月に一度程度のインターバルで、家のPCに辞書ユーティリティを使って一括登録して、使用場所による環境差異を無くしておくと、いつでも、どこでも同じ操作性が得られるし、安心感が格段に違う。電車の中で、「あの言葉は単語登録しなきゃ」、って思えばメモしておく。(「そこまでする必要はないんじゃないの、君」ってもう一人の僕が嘲け嗤うが無視をして)

【法の遵守/育成計画】
 僕が使うソフト類は身銭を切って正規購入する。ライセンス上の掟破りなんかもってのほかである。違法コピーソフト類なんぞ使ってはいけない、どこに出ても恥ずかしくない、後ろめたくなく、裁判になっても勝訴できるようにしておくことは当然だとも思うしね。ま、裁判沙汰なんぞには一般利用者がなるわけないのだけれどね。え、それでATOK君は機能重視であるからして、PF(ファンクション)キーの活用含めて使いこなせば、どんどん自分の辞書を世界最強まで持ち上げることが出来ると思っている。ATOK君、まだまだ修行がたりんぞ、もっともっと学習しなさい、サボるんじゃない、って学習させるために、こんなブログを書くことにしているのも一理由なんだから。コーチング上のプラスストロークですからね。あれ、全然ATOK君を褒めてやってないかも。でもね、親心ってやつだよ、ATOK君。早く成熟した大人になって楽をさせてね、って気分だからね。
 今日もとりとめのない、まとまりの無いお話でシッツレイしました。


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