久々の有志でスッポン料理
2008年1月25日(金) Part-2-
店名:季菜チャイナ四合院 ~恵比寿ガーデンプレイス~
二種のスープの太極美肌火鍋コース:美食同源をコンセプトに多彩なお野菜にすっぽんや北京ダック、亀ゼリーなどをご用意させて頂きました。
 昨年末にもUめださん、Mうらさんと、JR品川駅の構内で軽く飲んだのですが、今度、YのさんやIわいさんや湊谷さんもも誘って馬鹿話をしましょか、ってことで幹事をやらせてもらいました。今は仕事抜きで、IT業界の情報交換やら、家族や趣味のことなど・など、をとりとめもなく気兼ねなくお話しました。楽しかったし、僕は生まれて初めて食べた<すっぽん鍋>もおいしかったのです。皆さんとは1988年から1995年にかけてサードベンダ系企業としてCUSTOMというシステムで利用させていただきましたソフトウェア製品の営業、もしくは技術をしていましたから、かれこれ15年~20年のお付き合いになります。 ご縁があってその後も、ほんとうに転職する度(汗)とか、ご挨拶いただいたり、何度も飲みましたし、ジョークが言い合えるメンバです。ビジネスライクというより金銭的にベンダ→ユーザの関係も今は一切無いので、気兼ねもまったくないですしね。 本当は元ソフトウェアエージー(現在ビーコンIT)の湊谷さん、CLCの春日井さんもお誘いしていたのですけど、湊谷さんは上海で支店作りに没頭、春日井さんはこの業界の常でお仕事となったので、私含めて5人で楽しく盛り上がりました。
◆Mうらさん(左写真の左)
 彼は元リージェントソフトウェアでMIIとかMIAって製品の営業をしていました。僕の担当でも使っていました。
→MII(MULTI IMAGE INTEGRATION)というのはIBM版のGRS(Global Rssource Seriarization)の使い勝手がより良い製品でね、メインフレームなんかでDASD(ディスク装置のこと)を複数システムでシェア(共有)して利用する必要がある場合(結構有るのですけど)、DASD上のVTOC(Windowsでいうディレクトリっぽい)にRESERVEマクロをかけて、ディスク自体を他のシステムから更新させないようにロックをかけるのですけど、排他制御をしないといけないのは、たかだか1ファイル、もしくは数ファイルなのにね、玉(ディスク)1本、全部がロックされると、その間はパフォーマンスが落ちるわけですね、待ちになってしまう、なので該当ファイルだけ排他するようにENQ/DEQマクロに変更して、それをCTCチャネル経由で情報を複数システム間でお互い連携すると、とっても辻褄のあった世界が広がるんです。(おまえの解説訳解らんぞ!) CUSTOM時代のデバックマシンのIBMメインフレームはPR/SM配下で8つのMVS(OS)に刻んでましたから、これは重宝しました。ダイナミックに変更情報が反映できるのもすぐれもの。色々なプロダクトでそれぞれ特有のマクロを発行するのですけど・・・細かい話は省略。
→MIA(MULTI IMAGE ALLOCATION)も便利なソフトでね、たとえば当時は磁気テープ装置なんか台数に限りがあるけど、それぞれのシステムに最大必要数のドライブをマウントしておくともったいない(非効率)でしょ、ですから、普通は手動で該当デバイスをVARYコマンドでオフラインにして、PR/SMで付け替えて、PR/SM前は、VMでデタッチ・アタッチし直して、使いたいシステムでVARYコマンドでオンライン/マウントにする。僕はこの単調オペレーションだけでも1000回以上はやってると思う。数十億するメインフレームを一人でパソコンのように使ってる、ってよく言われたな。その人間が手動でオペレーションする部分を、例えばマウント要求が出ると、この製品が他のシステム上使われていないデバイスを自動で付け替えてくれるのです。これは超便利でしたね、8区画から当時は3480/3490ってCMTドライブが16台ありましたが、均等に割り当てると2台/システムでしょ、システムバックアップなんかすると装置の待ちとなって時間がかったるいのですよね、なので凄く助けられましたね、このMIAって製品にはね。
 で、Mうらさんは全部覚えていないですけど、キャンドル社へ、キャンドルがIBMに合併されてIBM社へ、紆余曲折あって、現在はIBMのビジネスパートナーとしてIBMサイトにも紹介されている、株式会社ソフトプレックスの幹部してます。

◆Iわいさん(左写真の真ん中)
→彼はES/1 ADVISERとかES/1 MAGICとか性能情報から性能評価を自動で日本語で診断する純・国産開発ソフトウェアのアイ・アイ・エムに永くいました。幹部にするから是非残ってくれ、を蹴って現在はアイビーシー株式会社にいます。ES/1シリーズはIBMのMVS/富士通のMSP/日立のVOS3のOSであるメインフレームで何の問題も無く動作しましたからCUSTOMでも開発マシン、全国の商用データセンタに導入しましたね。性能情報の入力源となるのは、SMF(SYSTEM MANAGEMENT FACILITY)っていう、まあ、いろんなイベント別に詳細情報が記録されているものからCPUをガンガン消費して莫大な情報から日別・時間別・月別にサマリのレポートするのと併せて日本語で、ここはこういった問題が顕在化しているから、XXをどうこうしたほうがいい、判りやすく言いましたが、まあ、こんな診断レポートを自動でやってくれる優れものでしたね。Iわいさんはアイ・アイ・エムの顔でしたから、僕は転職したと聞いたときは信じられませんでしたね。

◆Uめださん(左写真の右)
→彼はCLCでSTOP-X37を含めたパッケージの営業をしていました。メインフレームでは異常終了することABEND(ABNORMAL END)といいますが、システムからいろんなコードでメッセージが出されますが、ABENDの37っていうのは(DASD)ディスクのスペース不足によるパンクです。PDS(区分データセット)のディレクトリ(登録簿)の不足や割当スペースがエクステントの16回を超えてしまってパンクしたときに出力されるので、SPACE割当していても入力情報が多かったり、見積誤りをしているとちょくちょく発生しますけど、このSTOP-X37っていうのはすばらしいネーミングだと思いますけど、それをぺけ→なくすように作用する製品でね、決められたルールに則って1次割当や2次割当量を±調整したり、ディスクを使い切った場合は、ボリュームスイッチで違うディスクをつかったりできるのですね、CUSTOMではIBM/富士通/日立マシンで動作しましたから(日立の移植は骨をおりましたけどね、Uめださん?)旧システムのDIPSからのデータ移行に力を発揮したのです。
◆Yのさん(右写真) ↑テーブル向かいに
→彼女とは丁度20年のおつきあいになりますね、元株式会社アシスト、ビル・トッテンさんが社長をしている会社で有名ですが、20年前はFILEAIDシリーズやABEND-AIDの技術をしていました。同じ担当だった森ドンは彼女が来るとよくマシン室に隠しては、僕たちの目に晒されないように囲っていたものだ。(断固、許せん!!) その後、営業に移り、僕の名刺入れだけでも15枚位あると思いますけど、役職が変わったり、トラバーユしたりで、現在はレッドハット株式会社に在籍、彼女のスマイルに騙された男諸氏は天文学的数字に登るのじゃないかと・・・僕は思いますね。今は仕事と家庭を両立する才女ですね。Yのさんはとてもピュアで仕事熱心ですね、マイルドですね、でも本当のお仕事ではビシビシやっているみたいです。


※でもこの頃は自分でマニュアル読んで、自分で設定して、自分で確認・評価していたから細かいのは抜きにしても良く覚えている。まだ、頭も柔らかかったしね。サードベンダ系はIMS/DB2は森どん(僕らのチームの一員)が担当したけど、それ以外は全部僕しか担当がいなかったから、マニュアル・リファレンス類は片っ端から読破した時代だったな。家に持ち帰って読んだりもした、土曜の夜はそっと一人でマシン室に車で行ってね、試したくて仕方なかったからそうしていた。それでワイフは何も言わずに文句も言わずに送り出してくれたな、「何時に帰ってくるの?」、「多分朝方かな。」ってね。あの頃の、彼女が出かけに見せた寂しそうな顔は今でも忘れられない。出来た女だったと思うよ。なんというのかな、この人は家庭より仕事を選ぶ人だってことで、ワイフへトラウマを埋め込んでいくことになるから、今思えばしなきゃよかったのかもしれないけれどね。それでね、マニュアル読んではそっと試して、「なるほど、そうなんだ、そうかそうか。簡単じゃんか。」ってね。実践出来ない、手が動かないSEは3秒で見破る自信があるな。頭でっかちな理屈だけこねるSEにだけにはなりたくないものだよね。
 デジカメの僕の撮影がドベタで、顔が真っ黒になってしまって、多少補正してもこれです。ごめんなさいね。  左端のIわいさん、透明人間ですぜ、ごめんなさい、これもね。  Mうらさんのうれしそうな顔ったら、でれーーーっですね。でもお互い家族を大事にしてるものね。
 最後にやった心理テスト、みんな意外と「ドンズバ」でしたよね。うーん、そういった心理的な部分っていうのは隠せないし、隠す必要もないですね、全部さらけ出した方が人間的だと凄く思います。

 皆さん、ありがとう、次回はまたテキトーに考えましょう、湊谷さん、次回は参加MUSTですね。
 僕の方がにやけているかも。Yのさん、これからも馬鹿話やらお仕事関係のお話やらみんなで騒ぎましょうね。  Iわいさん、うれしそう。しかしながらね、Iわいさんの几帳面さ・誠実さはこの15年一切変わらないし、みんなで、「すばらしいね」・・・ってごまをすってあげました。(嘘ですよ、嘘、・・・誠実に勝る物は無いと僕は思いますからね)  みんなで話に夢中で、あっという間の3時間でしたよね。せっかく食べた、<すっぽん>鍋とか、写真撮らずじまいでしたね、まっ、いいか。
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