省吾のプログ
ブログトップ 2008年1月21日(月)

ラッセル・クロウはいい役者だと思う。
 
 ラッセル・クロウはいい役者だと思う。インテリ風でそういった役も多いけど、ロマンティストで真の役者だと思うな。今日、レンタルで撮り貯めしてあった「プロヴァンスの贈りもの」を観た。いい映画だったと思う。 この映画を観て、こんなフランスってすごく素敵だし、サソリは出るけどね、映画ではね、インテリアもカントリーで僕の好みに合うし、将来はこんな田舎生活がしたいとすごく思うね。ほんとうに自分がしたいことって何だったのか、子供の時に夢だったこと、好きだったこと、夢中になれたこと、それを天職に出来る人は少ないかもしれないけれど、もう一度自分を見つめ直してもいいかしらん、と思ってしまう。口に糊するため、働くのは当然だけど、自分が仕事を楽しめていない場合は辛いでしょうね、いつも他人のせいにしたり、工夫しないで、それは卑怯だと思うな。基本はすべて自分で何から何までやることだと思うな。これはビジネス社会というより田舎暮らしをする時のポリシーですよ、人を頼らずにね、頼ろうとしたってそう簡単に指示・命令系統がビジネスみたく確立されているわけじゃないからね。自分で何でも出来れば出来るほど、自由度が増えるから、逆に人に頼って期待して何かをして貰うことばかり考えると自分の自由範囲というのか、ますます狭まっていくでしょうし、人の期待する行動をしようとしてストレスばかり溜まって自分の人生じゃなくて、人のために自分の人生を捧げてしまうようなことになるででしょ、馬鹿らしいと思っちゃいますね。

 で、映画の話に戻すと、僕は監督が誰とか、男優や女優の名前をそんなに知らないし、この監督作品だからとか、この俳優が出演しているから観ようという先入観はまったくなく映画を観るし、前評判なんてまったく気にしない、気にならないしそういった映画評論家のコメントもほとんど読まない。いっしょに映画を見に行って(これは随分遠い過去の話)理屈をこねくり回したり、ウンチクを聞かされるのがたまらなくうざったいから、映画は基本的に自分一人で静かに観た方がいい。その方が絶対平和だし、余韻を残せるし、考える時間も作れるし、それに涙流しても誰に気兼ねなく楽だしね。えー、それでね、でもラッセル・クロウの作品はこれからもちゃんと見ようと思う。ラッセル・クロウって1964年生まれで僕より2歳も若い、うーん、そうかな。もっと体を絞った方がいいぞ、なんて思うけど、自分と較べて随分、ちゃんとした{大人}だな、って感じるなあ。
 ラッセル・クロウの作品で、記憶に残るものでは、
  • <グラディエーターGladiator (2000年)>→妻と子供が磔にされ惨殺された姿を見て絶叫し悲しむシーンがあったが、これは感情移入せずには観られない真に迫った演技以上に、いや演技じゃできないね、完全に役に成りきっていた。このシーンは涙なくして観られませんでしたね。 
  • <ビューティフル・マインドA Beautiful Mind(2001年)>→原作(シルヴィア・ナサー著書<経済学者)>も読んだけど、ジョン・ナッシュという数学者が「ゲーム理論」を確立した功績を称えられ、ノーベル賞を授与(1994/論文後45年後)されたが、精神病でもあった彼の苦悩がよく描かれていると思う