省吾のプログ
ブログトップ 2007年12月17日(月)

読まずに、そのままにしておく本君達を「積ん読(ツンドク)と言いますが、本屋さんでは、新刊・話題本を平らに積み上げることを”平積み”とか言いますね。
僕もそのご多分に漏れず、本は衝動買いして積み上げてしまう。


それと、僕の場合は読書速度が人より遅い感じがする。読書完了本の数<衝動買い本の数、の図式で本が増殖していく・・のですよ。
よく感じることの一つとして、人と比較するのは良くないと皆さん思いません?
(隣の人が車を買い換えると、自分も買い換えないと、隣の人がマンション買ったから、
自分もそうしないと・・って発想は何なんでしょうね。なんで、みんなと同じ行動というのか、
集団行動的なことをする人が実に多いことか。それが生活の尺度になっているような感じ。自分のカラーとか、ポリシーとか、
伝統とか、生きざまとか、個性とか・・・ないのでしょうかね、たぶん、制服着せられて、同じ給食を食べて育ってきたせいなのでしょうかねえ。
僕は捻くれているから逆に人と同じというのがすごい抵抗感があります。人と同じことをして何が楽しい?、何を発見出来る?自分の頭で
考えることをせず、脳がのんべんだらりーって腐っていくだけじゃないかしらん。(ひどいこと言いますね、僕は)

で、話を急転直下変えますけどね、積ん読本(左)からめぼしいのをさらっとご紹介します。
□微分・積分を楽しむ本(愛蔵版)-PHP出版、\500円
 →元来、数学は嫌いじゃないので、脳の老化防止にと思い、これまた衝動買いを。それと、
  最近計算能力も落ちたし、この年でもう一度思い出してみたい・・なんて思ったもので。

□MICHELIN(ミシュラン)ガイドブック
 →巷ではやりの賛否両論はあるが三つ星が入ったレストラン&ホテル本。有楽町で「限定です。」、
  に踊らされて、でもね、その前にレストランにお供して頂けるガールフレンドがいないとね、辛いぞ、と。

□ナチスとNASAの超科学 (ジム・キース/徳間書店)
 →第二次世界大戦後、ドイツの科学者を多量に連れてきて、アメリカが宇宙産業のソ連対抗として、マーキュリー
  計画やらアポロ計画をしてきた功労者はドイツの科学者ですからね。第二次大戦中もドイツだけが唯一ジェットエンジンの
  戦闘機をバンバン飛ばしていた技術力はスゴイ、日本でも秋水や橘花って戦闘機がいいところまでいきましたけどね、
  既に終戦直前の混乱期、物資なしなし、お腹ぺこぺこの時代でしたから。ひもじさには勝てなかった・・この結び付けは極端過ぎですな。
  ってことでタイトルだけで衝動買い。

□ビートルズ売り出し中!(トニー・バーロウ/河出書房新社)
 →THE BEATLESの書籍は腐るほど読みましたが、これはビートルズの身近にいた宣伝マンが書いた本です。
  この前読んだ「ザ・ビートルズサウンド 最後の事実」(ジェフ・エメリック/白夜書房)もエンジニアとして
  ビートルズと直接生きたレコーディングエンジニアの本もおもしろかったですね。すごいリアリティがあってね。

ということで、< 本> に囲まれていると何故かシアワセって感じられるのです。本は裏切らないしね。
それでね、お正月は故郷で読書三昧、こたつの中で、みかんと一緒に・・・それだけで幸福感が満たされるのですよ、実に安上がりでしょ。
なあんて、そんなことを考えては、一人ほくそ笑んでいる今日この頃です。まさに、読書の冬?でしょ。