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EVM (Earned Value Management)
 2008/03/19現在
 プロジェクトの進捗状況を定量的に把握(リアルタイム)に。
 →国防省調達→ANSI(米国規格協会) 1998年標準規格
PV Planed Value 工数を期間に割り当てた予算、進捗を確認するベースライン
AC Actual Cost  実際に支払われた(使った)予算
EV Earned Value  計画に対して達成された価値(出来高)、達成価値
     
     
【現状把握の4つの指標値】
SV=EV-PV
(Schedule Variance)
スケジュール差異 プラスであれば予定より早いペース
マイナスであれば予定より進捗遅れ
CV=EV-AC
(Cost Variance)
コスト差異 プラスであれば計画内コスト
マイナスであれば計画予算オーバー
SPI=EV/PV
(Schedule Performance Index)
スケジュール効率指標 1はオンスケ
1より大きい→予定より早い進捗
1より小さい→予定より進捗遅れ
CPI=EV/AC
(Cost Performance Index)
コスト効率指標 1はオンコスト
1より大きい→計画より少ない費用
1より小さい→計画より予算オーバー
     
【完了時の3つの予測(指標値)】
BAC
(Budget at Completion)
完了時総予算 PVの累積
EAC
(Estimate at Completion)
完了時総見積 EAC=AC+(BAC-EV)/CPI
VAC
(Variance at Completion)
完了時差異 VAC=EAC-BAC
【問題が解消された(CPI=1として) 】
EAC=AC+(BAC-EV)
※CPIを1±0と見なすから

 EVM(Earned Value Management)は、ITシステム構築などのプロジェクト活動の進ちょく状況を管理する手法の1つです。EVMの特徴の1つとして、活動の進ちょく状況だけでなくコストの発生状況なども合わせて指標に換算して同一のグラフで管理できることが挙げられます。

EVMを活用する主な狙いは二つあります。一つは、ベンダーなどの受注者が自らの作業の進ちょく状況を管理するため。もう一つは発注者がベンダーなど受注者に進ちょく状況を報告してもらうためです。これにより、プロジェクトの遅延やコスト超過を早期に発見することができるなどの効果が期待されます。

 EVMの大まかの流れを説明すると以下のようになります。EVMでは「計画立案」と「現状把握」を行います。まず計画立案では、例えばプロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図を作成していくWBS(Work Breakdown Structure)などの手法を用いて、プロジェクト活動を複数の工程に分割します。そして、各工程で必要な予定工数、すなわち「出来高計画値(PV:Planned Value)」を算出します。

 そして現状把握では、その時点までに完成した成果物を「出来高実績値(EV:Earned Value)」に換算し、実際の「投入実績値(AC:Actual Cost)」を把握します。PVとEVの差がスケジュールのズレ、EVとACの差が工数のズレとなります。さらに、現時点の進ちょくを基にして、プロジェクトの完了時期や発生工数の推定ができます。

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