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9.1 Organaizational Planning
組織計画

※プロジェクトでの役割、責任、および報告関係を明確にし文書化し割り当てること。定期的に見直すことも大事。コミュニケーション計画と深く結びついている。
・プロジェクトの最も早いフェーズで実行

INPUT

1.プロジェクトのインタフェース(Project interfaces)
 ●組織間のインタフェース
 ●技術的なインタフェース
 ●個人間のインタフェース
2.要員に対する要求事項(Staffing requirements)
 ⇒コスト資源計画のアウトプットの一部
 ・どのような職種の個人やグループからどの時期にどのような業務能力を必要とするか明確にしたもの。
3.制約条件(Constraints)
 ⇒プロジェクトチームの選択肢を制限する要因
  @母体組織の組織構造
  A労使交渉協定
  Bプロジェクトマネジメント・チームの好み
  C予定されれた要員配置(特定の個人の能力に左右されることが多い)

ツール
と技法

1.テンプレート(Templates)
 ⇒類似しているプロジェクトの役割と責任の規定や報告関係を利用することによって組織計画のプロセスを素早く行うことができる。
2.人事慣行(Human resource practices)
 ⇒プロジェクトマネジメント・チームに役立つ方針書、運用指針書および手順書
3.組織論(Organization theory)
 ⇒要求事項に対応できるよう組織論の概要を知っておくべき。チームビルディング、組織概論など、多くの文献
4.ステークホルダー分析(Stakeholder analysis)(コミュニケーション計画にもある)
 ⇒さまざまなステークホルダーの情報ニーズを分析し、そのニーズとそれを満たす情報源について系統的で論理的な見方をまとめる。

OUTPUT

1.役割と責任の割り当て((role and responsibility assignments)(TRMとも言う)
 ⇒プロジェクトにおける役割(誰が何をするか)と責任(誰が何を決定するか)は適切なプロジェクトステークホルダーに割り当てなければならない。時間の経過とともに変化する。
2.要員マネジメント計画書(Staffing management plan)
 ⇒いつ、どのようにプロジェクト・チームへ人的支援を投入するか、また引き上げるかを記述。公式・非公式、詳細・概要など多様。どのように離任させるか、特に注意、適切な再配置により期待できる効果は、@コスト削減、A士気の向上(将来の雇用機会の不安を減少または除去) ※リソースヒストグラムを含める。
3.組織図(Organization charts)
 ⇒組織ブレークダウンストラクチャー(OBS):どの組織単位がどのワークパッケージに対し責任を持つかを示す、特殊なタイプの組織図。
4.詳細資料(Supporting detail)
  ・組織設定の影響⇒どのような選択肢を除外したか
  ・職務記述書(職位記述書)⇒与えられた職務を遂行する際に必要とする能力、責任、権限、物理的環境、その他の特性について概要を職務毎に記述した文書
  ・必要なトレーニング⇒任命される要員がプロジェクトで必要とする能力を持っていると期待できない時は、当該プロジェクトの一部として育成する必要がある。

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