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11.5 Risk Response
リスク対応策の計画

※プロジェクト目標への好機を高め、脅威を減少させるための手順と技法を作成する。
※アクションプラン:戦略を実行に移すためのもの。
◆目的:プロジェクト目標の好機を増やし脅威を減らすための選択肢を立案し、その行動を計画するプロセス。
★リスク対応プロセスは、リスクの強度に応じて対処するコスト効率が高く、成功のタイミングを外さず、プロジェクト環境に応じて現実的で、全ての参加者が合意できるもので、一人の責任者に任されたものでなければならない。
●リスクオーナーはリスク対応計画に参加すべき。

INPUT

1.リスク・マネジメント計画書(Rrisk management plan)
2.リスクの優先順位リスト(List ofprioritized risks)
3.プロジェクトの総合リスク・ランキング(Risk ranking ofthe project)
4.定量化したリスクの優先順位リスト(Prioritized list of quantifiedrisks)
5.プロジェクトの確立的分析(Probabilistic analysis ofthe project)
6.コストとタイムの目標達成の確立(Probability ofachiveing the cost and time objectives)
7.実行可能な対応のリスト(List of potential responses)
⇒リスク識別のプロセスにおいて個々のリスクあるいはリスクの区分に対応する行動を識別している。
8.リスク限界値(Risk thresholds)
⇒組織のとって受容可能なリスクのレベルはリスク対応計画に影響する。
9.リスク・オーナー(Risk owners)
⇒リスク対応計画の責任者として活動できるプロジェクトのステークホルダーのリスト。リスク対応策の立案に参加すべき。
10.共通リスク要因(Common riski causes)
⇒いくつかのリスクはひとつの共通な要因に起因していることがる。この状況ではひとつの包括的な対応策によりいくつかのプロジェクトリスクを低減できる好機となる。
11.定性的・定量的リスク分析結果の傾向(Trends in qualitative and quantitativerisk analysis results)
⇒分析結果に現れた傾向により、リスク対応策をとること、あるいは更なる分析を行うことの緊急性と重要性の高低が明らかになる。

ツール
と技法

1.回避 (Avoidance)
⇒原因を取り除くため、あるいはプロジェクト目標をリスクの影響から守るためプロジェクト計画を変更すること
スコープの削減、リソースや時間の追加、成熟したアプローチの採用、未知の外注業者の排除、等
2.転嫁 (Transference)
⇒リスク対応責任と共に第三者に移すこと、リスクの転嫁は引き受ける側にリスク対価の支払が必要。(保険、補償、パフォーマンスボード⇒履行を保証する、ペイメントボイド⇒支払いを保証する)
3.軽減 (Mitigation)
⇒リスクの発生確率と発生結果のいずれか、または両方を受容可能な限界値まで減らす試み。(慣れたプロセスの採用、安定した外注の活用、プロトタイプ、教育、訓練、耐震試験、技術試験、他)
4.受容 (Acceptance)
⇒積極的受容:コンティンジェシー計画、消極的受容:何の行動もとらずリスク発生した時にプロジェクトチームに委ねる。(利益幅が狭まる)

OUTPUT

1.リスク対応計画書(Risk response plan)
■識別されたリスク、リスクの説明、影響を受けるプロジェクトの領域、その原因およびプロジェクト目標に及ぼす影響
■リスクオーナーとその追うべき責任
■定性的、定量的リスク分析の結果
■リスク対応計画のプロセスにおいて個々のリスクレベルに対して合意を得た回避、転嫁、軽減、受容などの対応策
■リスク戦略を実施した後の残存リスクレベル
■選択した対応計画を実施するための具体的な行動
■選択した対応戦略を実施するための具体的な行動
■対応策に要する予算と時間
■コンティンジェシー計画と代替計画
2.残存リスク(Residual risks)
⇒回避、転嫁、軽減の対応策をとった後に残るリスク。何もしないと決めたリスクは文書化(記録)して後で再検討する。
3.二次リスク(Secondaryrisks)
⇒リスク対応策を実施した結果から直接発生するリスク。
4.契約上の合意(Contractual agreements) 
⇒脅威の回避や軽減のために当事者の責任を規定した合意契約を結ぶ。
5.コンディンジェシー予備必要額(Contingency reserve amounts needed)
⇒プロジェクトの確率的分析、リスク限界値はコンティンジェンシーを決める助けになる。
6.他プロセスへのインプット(Inputs to other processes)
7.プロジェクト計画書改訂へのインプット(Inputs to revised project plan)

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