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10.1Communication Planning
コミュニケーション計画

※だれがいつどのような情報を必要とするか、またその情報を誰がどのように提供するかといった、ステークホルダーの情報コミュニケーションやニーズを特定すること。プロジェクトを成功させるために重要なこと。大部分や初期のPJフェーズで実施するが全期間を通じて、プロセスを定期的に見直し、必要に応じて修正することにより、コミュニケーション計画の適用性を維持するようにしなければならない。
※組織計画と密着に関連することが多い。

INPUT

1.コミュニケーションに対する要求事項(Communications requirements)
 ■プロジェクト組織とステークホルダーとの責任関係
 ■PJに関わる専門分野、部門、特殊技能
 ■PJへの参加者数、所在地といったロジスティックに関する事項
 ■外部への情報ニーズ(メディアとのコミュニケーション)
2.コミュニケーション技術(Communication technology)
※情報をやりとりする技術や手段
 ■情報ニーズの緊急性
 ■技術の利用可能性
 ■予想されるPJ要員配置
 ■プロジェクトの期間
3.制約条件(Constraints)
 ⇒プロジェクトマネジメントチームの選択肢を制限する要因。資源を外部から調達するとすれば契約に関する情報の取り扱いは通常以上の考慮を払うこと。
4.前提条件(Assumptions)

ツール
と技法

1.ステークホルダー分析(Stakeholder analysis)(組織計画にもある)
 ⇒さまざまなステークホルダーの情報ニーズを分析し、そのニーズとそれを満たす情報源について、系統的で論理的な見方をまとめる。不必要な情報や、不適切な技術に資源を浪費しないように注意する。

OUTPUT

1.コミュニケーション・マネジメント計画書(Communication management plan)
 @収集とファイル構造
 A配布の仕組み
 B配布される情報の記述
 C情報生成スケジュール
 D決められたコミュニケーションにおける情報へのアクセス方法
 Eコミュニケーション・マネジメント計画書の更新・改善方法
 ・プロジェクトのニーズに応じて公式・非公式、詳細・概要など多様。

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