取扱説明書
★絞り優先
・切替ダイヤル:ON
・モード:AUTO
・希望絞りにセット
・撮影
★シャッタースピード優先
・切替ダイヤル:ON
・モード:MANUAL AUTO
・マニュアルアダプターの希望シャッタースピードにセット
・ファインダーを覗きながら、セットしたシャッタースピードの指示まで合わせる
※モード:MANUAL AUTOでも、絞りセット、ファインダーを覗きながら、指示するシャッター速度に合わせてマニュアルアダプターのシャッタースピードを合わせる
発売:1979年(昭和54年)6月
型式:35mmフォーカルプレーン自動露出制御電子シャッター式一眼レフカメラ
画面サイズ:24x36mm
マウント:オリンパスOMマウント
シャッター形式:電子制御式フォーカルプレーン
シャッタースピード:B・1~1/1000秒
ファインダー:固定式ペンタリズム/露出計測光LED表示
視野率:93%
露出制御:絞り優先AE、中央部重点測光式
感度連動範囲:ISO25~1600
フィルム巻上げ:レバー式
フィルム巻き戻し:クランク式
大きさ(ボディーのみ):136x83x50mm
重さ(ボディーのみ):430g
レンズ:F.ZUIKO AUTO-S 50mm f1.8
・OM-10は電子シャッターなので電池が必要。ミラーが半分上がったところで止まっていたら本体の電池(LR-44x2個/またはSR44×2個)の交換要。
・マニュアルアダプター(3,500円)を別付けすることで、AE専用機がマニュアル機にもなるという機能。
オリンパスの歩みより引用
OM10(1979)
昭和54年(1979年)に発売されたOM10は、TTLダイレクト測光方式を採用した普及型AE機です。
ボディと同時に、普及価格のモータードライブ(ワインダー)やストロボ、標準ズームレンズも同時に発売されました。OM10は、絞り優先のAE機ですが、オプションのマニュアルアダプターを装着することで、1秒~1/1000秒のシャッタースピードを設定することができました。(このマニュアル機構は、後継機のOM20で内蔵されました)なお、価格を抑えるためにOM10は、徹底したモールド化設計で作られました。巻き上げユニットやシャッターユニットは自動組立。VE(Value
Engineering)設計を徹底することで、ボディ価格40,000円を実現したのです。
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